カシー温泉はビエンチャンから行ける
先日、ビエンチャンに最も近いラオスの温泉を訪ねてきました。
ラオスを南北に貫く国道13号線のビエンチャンとルアンパバーンの距離は400キロです。
ビエンチャンから北にバスでおよそ110キロ(4時間)には風光明媚なリゾート地バンビエンVangViengがあります。さらに北上することおよそ1時間半(60キロ)でカシー市に到達します。カシーKasi市ナムケンNamkene村にその温泉がありました。
写真は隣接しているバンガローから眺めたカシー温泉の全景です。
小さな池のような露天風呂が街道沿いにあります。車を走らせていて見逃すことはありません。もちろん定期バスもここで乗降できます。隣接した斜面に個室バンガローと平屋の宿泊所があります。
看板には「温泉を汚さないこと、衣服を着けてはいること」と注意書きが付けられています。水着かサロンのような腰布で身を覆うのが入浴ルールです。特に料金はとられません。近在の村人がのんびり湯船につかっています。源泉の温度は43度とややぬるめです。
景色のいいレストランが街道の反対側にあります。
このレストランのおかみさんが管理人で、バンガローに泊まってゆっくり湯あみしたい向きには、ビエンチャンから電話[携帯]020-5566-6382で予約できます。おかみさんは英語が不得意なので、ラオス語のできる人の助けを借りる必要があります。
土日でなければ宿(個室バンガローは7ドル~)は大抵あいているそうです。
ビエンチャンからルアンパバーンへの山越えの400キロの道はバスで所要時間およそ10時間です。景勝地バンビエンに1泊したのち、このカシーのナムケン村で途中下車して、この温泉と周囲の山の景観を楽しむのも一案です。写真はバンビエンの景色です。
このほか、日本人が大好きな温泉がラオスでも何カ所か発見されています。
施設が充実していて評判もいいのが、不思議の石壺のあるラオス北部シェンクアン県のムアンカム市の温泉です。近年は周辺に清潔な宿泊ロッジ(写真)も作られ、日本人の滞在者も増えてきました。
一方、中部のボリカムサイ県ラックサオ市には高い温度の温泉が小川の川底から湧き出していて、毎年日本人たちが遠路はるばる訪ねて来るそうです。
また、シェンクアン県の北、ベトナム寄りのフアパン県ビエントン市にも露天の打たせ湯がありますし、サイニャブリー県などもあちこち温泉は出ると聞きますが、ビエンチャンからは車で10~20時間もかかり、なかなか足を踏み入れられないでいます。
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