気軽に楽しむタム・チャン洞窟(バンビエン情報①)
バンビエンはビエンチャンから公共バスで5時間、車で4時間の景勝地です。日帰りだとちょっときついですが、1泊2日の休日にぴったりです。ルアンパバーンへつながる13号線の途中にあるので、世界遺産をめざすバックパッカーがここで1泊してソン川の清流と切り立つ山の景観を堪能します。カヤックやラフティングでソン川を下ったり、鍾乳洞見物を楽しんだりできます。今回は見晴し抜群の鍾乳洞タム・チャン洞窟のレポートです。
タム・チャン洞窟は街から1.5キロほど離れています。歩いて行く人もいますが、レンタ・サイクルで走ってみましょう。貸自転車屋は街の中心に10軒ほどあって、値段は一日1万キープ(100円)です。洞窟は南のはずれにあります。川に沿った道を下って、このバンビエン・リゾートというホテルの標識を右に入って、細い道を進んでください。ホテルの敷地の奥に洞窟があります。
バンビエン・リゾートの入り口で敷地の入場料2千キープと自転車入場料2千キープを払います。ゲートからさらに200メートルほど行くと橋があります。自転車はこの橋から先には入れません。これを渡ると、いよいよ断崖絶壁が見えてきます。
洞窟の入場料1万5千キープ(150円)を払って、147段の急階段を登ります。かなりきつい昇りです。登るに従ってだんだん下界の視野が広がって来ます。
洞窟内部に入ると暑い外の空気がうそおようにヒンヤリとしています。暗さに目が慣れると大きな空洞が見えてきました。縦縞を作って下がる鍾乳石と地にどっしりと根を張った石筍が行く手を阻みます。
元の入り口が小さいので、一瞬道を迷い、慌てます。そしてなんとか入り口に戻って、明るい光を浴びたとたん、ソン川の上流方向にバンビエンの街がはるかかなたに望めます。この季節、みどりが美しかったです。
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