ラオス北端ポンサリー②バスの旅

公開日 : 2011年11月17日
最終更新 :
ポンサリーへ実りの田圃.jpg

ウドムサイからポンサリーへバスの旅です。予定では朝8時半に出たバスは約10時間から12時間後ポンサリーに着くことになっていました。2時間も幅があるのは雨季と乾季で道路事情が違うからです。

雨季が終わり、寒季が始まった10月終わりのラオス北部です。途中の田園の風景は見事な「実りの秋」でした。早生の稲が黄金色に輝き、晩稲はみどりの棚田にリズミカルに並んでいました。

ポンサリーへバスの旅 車内.jpg

車内の乗客はほぼ満席の40人ほど。通路は袋に入った塩や米でふさがれ、その上を踏みつけて奥の座席に着きました。

ポンサリーへ険しい山道.jpg

途中からアスファルト舗装はおわり、険しい山道が続きます。ちょっと怖い崖では路肩の確認が行われます。

ポンサリーへ峠の売店のおばさん.jpg

峠にはひと休みする茶店が一軒。売店の奥さんは民族衣装で忙しく稼いでいました。

ポンサリーへ遂にパンク.jpg

遂にパンク。運転手と助手が手際よくタイヤを交換していました。しかし、交換したタイヤもほとんど山がすり減って、まだ道半ばで、あと数時間の旅に耐えられるのだろうか、と乗客はタイヤをじっと見つめたのでした。

ポンサリーへついでにトイレ休憩.jpg

ついでにトイレ休憩。トイレはあることはあるのですが、多くは近くの林に出かけます。女性たちが進んだ方向についていってはいけない、という無言の原則があります。

ポンサリーへようやく到着.jpg

ポンサリーの入口にあるバスターミナルに着いたのはウドムサイを出発して13時間後の夜9時半でした。運賃は75000キープ、およそ750円。スリルに満ちたバスの旅を楽しみました。

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