ラオス北端ポンサリー⑤プーファーの丘に登る

公開日 : 2011年11月23日
最終更新 :
プーファーの丘から雲たなびくポンサリー市街.jpg

海抜1400メートルのポンサリーでは街から雲が湧き出ます。これを上空を飛ぶ鳥と同じ高さでながめられるのがプーファーの丘です。ラオス語のプーは山、ファーは空を意味します。

何とかは高いところに登りたがる、と申します。馬鹿で阿呆な私は水とお弁当の肉まんを持って、往復3時間のミニ登山をやってきました。

やっぱり見事な景色でした。

ポンサリー プーシーホテルから街を見る.jpg

登る前は街の高台にある「プーファー・ホテル」に行って市街の眺望を楽しめばいいか、と安直に考えていました。事実、ご覧の通り、ホテルのひろい庭から市内が全部見渡せました。

しかし湧き立つ雲は見えません。

プーファーの丘へ続く階段.jpg

プーファー・ホテルの近くからプーファーの丘への階段が始まっています。階段を使って急坂を直登することも、緩やかに斜面を巻いている山道を登っていくこともできます。

登りをどちらにするか迷いましたが、階段を下るのは膝によくない、と判断して、登りに階段を、下りに山道をとることにしました。この判断は正しいと思いますが、登りの勾配はきつかったです。

プーファーの丘、途中の踊り場の料金所.jpg

階段は延々と続きます。途中50段に一度の割で踊り場がありました。一息入れてまた登ります。ちょうど中間地点あたりで、大きな公園に着きました。ここで入園料を払います。

説明看板には子どもいくら、おとないくら、などと書いてありましたが、その金額の模造紙幣が横に貼られていました。5千キープ(50円)とられました。

プーファーの丘頂上近くの標識.jpg

ようやく頂上付近にたどり着きました。数えたところ優に2000段は超えていました。

鉄の標識が建てられていて、丘の向う側にさらに1時間ほど行けば、少数民族の暮らす部落や焼酎づくりの村があると書いてあります。

ポンサリープーファーの丘のストゥーパ.jpg

遂に登頂成功。頂上には高さ20メートルほどの小ぶりの仏塔がありました。

4月のラオスの新年正月などには、たくさんの人々でこの仏塔の周囲は埋め尽くされるのだそうです。

ポンサリープーファーの丘からの眺め.jpg

高いところは気持ちがいいですね。遮るものがなく、遠くの山並みから湧き立つ雲を飽かず眺めながら、お弁当をほおばりました。

プーファーの丘を下る砂利道.jpg

下りの道は緩やかで、良く整備された山道を、散歩でもするように鳥の声をききながら、ゆっくりと下りました。

時々、劇場の開演を告げるときに鳴らされるベルのような音がしました。

ラオスのセミの合奏だったようです。

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