湯量たっぷり、ビエントン温泉

公開日 : 2012年01月20日
最終更新 :
湯量たっぷり.jpg

どこの国にも温泉があるようですね。温泉だ、と騒ぐのは日本人くらいでしょうか。ラオスにもいい湯があちこちに湧き出しているのに、あまり話題になりません。

ラオス北部のビエントン(Vieng Thong)には湯量たっぷり、高温の温泉があるのです。

林の中の源泉.jpg

ビエントンの街から2キロ、徒歩で30分、街はすれの田圃の一角に源泉が湧きだしています。温度は50度を超えるでしょうか。10年ほど前に日本の支援で林の中の熱湯の湧出口をきちんと囲い込んで源泉プールをつくったそうです。

ビエントンの温泉の冷却パイプ.jpg

温度が高いのを適温に下げるために、数年前にヨーロッパが支援して金属パイプを設置しました。これに源泉を通して温度を下げ、適温のところで湯あみできるようにしました。以来、村人が朝に夕に湯あみを楽しみに来るようになりました。

温泉に来た村の子供たち.jpg

朝6時から夜8時まで、村びとが打たせ湯を楽しんでいます。いつでも浴びられます。無料です。こどもが、おとなが勝手気ままに浴びています。洗濯物を持ち込むお母さんもいます。

見はるかす水田.jpg

向かいは田んぼ、その向こうに山々が広がっています。素晴らし景色です。いま、アジア開発銀行の支援で、本格的な保養施設やプールを建設して、村おこしを進めようという計画があります。村人もツーリストも楽しめる「温泉の里」になってほしいと願っています。

親子連れ.jpg

(ビエントンへの行き方)

シェンクアン県ポンサバンからバスで6時間、ルアンパバーン県ノンキャウからバスで6時間、正確にはフアパン県南部に位置する小さな街です。フアパン県からベトナムへ抜けるツーリストが訪れるので、ゲストハウスもレストランもあります。温泉の周辺は全くの田圃で、飲食店などはありません。飲み物、食べ物を持参し、トゥクトゥクに送ってもらい、あとで迎えに来てもらうのがいいでしょう。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。