ルアンパバーンで新年の時代祭を観る

公開日 : 2013年03月25日
最終更新 :
ルアンパバーンワットシエントン新年行事.jpg

タイやラオスの新年は西暦の4月中旬にやってきます。ラオスのお正月は「ピー(年)マイ(新しい)ラオ(ラオス)」と呼ばれ、日本のお正月と同様、ラオス人も家族が寄り集まって宴会を繰り拡げ、楽しい休暇を楽しみます。

4月13日から1週間は学校も休みで、多くの公共機関も閉じます。

ラオスのどこのお寺でも厳かなお正月行事に出会えますが、特に古都ルアンパバーンの新年行事は華やかです。観光客たちは宿をとるのに苦労します。

古典舞踊.jpg

ルアンパバーンの正月行事では、毎夜8時からは王宮博物館でラーマーヤナなどの伝統舞踊演劇の古典ショーも公開されます。

砂の仏塔.jpg

人々はメコン川を小舟で渡り、中洲で砂の仏塔を造ります。砂粒は旧い年の罪を意味し、メコンに流して清めようというもです。

パレード.jpg

ルアンパバーンのピーマイの第2日目は大晦日と元旦の「中間の日」で、各家々では仏壇に供物や花を供えて祖先の霊を迎えます。

午後2時頃、高僧と見習僧、そのあとから2人と1匹の精霊を先頭に、パレードがスタート祖ます。ピーマイ祭りの前半のハイライトです。

翌日は日本の元旦にあたります。午後2時ころ、前日を凌ぐ長い行列のパレードが前日とはちょうど逆コースを辿って古刹ワット・シエントーン寺院から南へ引き返します。

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第4日目の4月15日の朝8時、国立博物館(旧王宮)に安置されている黄金のパバーン仏が、隣のワット・マイ寺院の境内へ運ばれ、年に一度だけ、この3日間、市民に開陳されます。太鼓や刀剣を携え、民族衣装に身を包んだクムー族の一団がパバーン仏を護衛しながらワット・マイ寺院へ移動するもう一つのハイライトを観られます。

黄金の仏の公開.jpg

第5日目から3日間、黄金の聖像パバーン仏は、ワット・マイ寺院で公開され、人々の参拝を受けます。人々はナガ(龍)をかたどった木製の注ぎ口から聖水を注ぎ込み、新年の多幸を祈るのです。

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