ビエンチャンの庶民派ラオス料理店

公開日 : 2013年04月30日
最終更新 :
豆腐ときのこのスープIMG_2849.jpg

小鉢に小分けしてくれるこの豆腐とキノコのスープは、みてくれは悪いですが、塩味控えめの、コクの効いた汁がたまりません。大(4人分)で3万キープ。日本人ツーリストにも大人気だそうです。

今回はメコン川にほど近いクーン・ブルム通り(Khoun Boulum Avenue)にある、地元の人にも人気のラオス・レストラン「ナンカンバン」(Nang Kham Bang Lao Food Restaurant)をご紹介します。

ナンカンバン正面IMG_2970.jpg

ラオス料理を楽しめる庶民的なレストランとして、「パートーク・ラオダーム」(Phatok Laoderm Lao Food Restaurant)とともに、ナンカンバンもビエンチャン市民によく知られています。

ナンカンバンの方は「地球の歩き方」にも「ロンリープラネット」にも掲載されているので、外国人ツーリストも多く立ち寄ります。その知名度の割には、英語はあまり通じません。地元の庶民客で十分やっていけるからでしょう。

空芯菜炒めIMG_2853.jpg

ニンニクと唐辛子で香りをつけたこの空芯菜の炒め物は私の大好物です。大で2万キープ。

ナンカンバンのメニューにはパパイヤサラダ(タマフン)や刻み肉の香草和え(ラープ)が写真つきで並んでいて、本格的なラオスの味を楽しめます。ラオス料理は日本人の口にとても合います。おおむねどのメニューもまずいものなし。大と小があり、人数によって量を選べるのもうれしいです。

川魚のから揚げIMG_2856.jpg

このから揚げは15万キープ。4人で食べましたが、質量ともにその価値は十分ありました。

この店でのお勧めは川魚。香草を加えて蒸したもの、炭火でゆっくり焼いたもの、それからこの写真のように丸ごとから揚げしたもの、どれをとっても魚の新鮮さが生きています。メコン川やその支流のナム・グム川で獲れた天然の川魚はともかくうまい。ただし、魚は「時価」です。値段を訊いてから注文しましょう。

ティップカオのカオニャオIMG_2848.jpg

主食は籠(ティップカオ)に入ったもち米(カオ・ニャオ)です。歯ごたえのある蒸したもち米はラオス料理に欠かせません。手でつまんで食べると格別おいしい、とラオス人たちは言います。一人分5千キープ。ビアラオ(ビール)の大瓶は1万5千キープ。手ごろな値段で庶民の味を楽しめます。

ナンカンバン内部IMG_2960.jpg

店内は二つに区分けされていて、右の奥はガラス張りで空調が効いています。私はエアコンが嫌いなので、たいていは左の入り口付近に席をとります。

メコンの夕日IMG_2955.jpg

メコン川からはわずか100メートル。4月29日の日没は6時15分でした。よく整備されたプロムナードで夕日を拝んでから行きましたが、この時間ならまだまだガラガラ。夜7時ころから混み合ってきました。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。