ビエンチャンの庶民派ラオス料理店
小鉢に小分けしてくれるこの豆腐とキノコのスープは、みてくれは悪いですが、塩味控えめの、コクの効いた汁がたまりません。大(4人分)で3万キープ。日本人ツーリストにも大人気だそうです。
今回はメコン川にほど近いクーン・ブルム通り(Khoun Boulum Avenue)にある、地元の人にも人気のラオス・レストラン「ナンカンバン」(Nang Kham Bang Lao Food Restaurant)をご紹介します。
ラオス料理を楽しめる庶民的なレストランとして、「パートーク・ラオダーム」(Phatok Laoderm Lao Food Restaurant)とともに、ナンカンバンもビエンチャン市民によく知られています。
ナンカンバンの方は「地球の歩き方」にも「ロンリープラネット」にも掲載されているので、外国人ツーリストも多く立ち寄ります。その知名度の割には、英語はあまり通じません。地元の庶民客で十分やっていけるからでしょう。
ニンニクと唐辛子で香りをつけたこの空芯菜の炒め物は私の大好物です。大で2万キープ。
ナンカンバンのメニューにはパパイヤサラダ(タマフン)や刻み肉の香草和え(ラープ)が写真つきで並んでいて、本格的なラオスの味を楽しめます。ラオス料理は日本人の口にとても合います。おおむねどのメニューもまずいものなし。大と小があり、人数によって量を選べるのもうれしいです。
このから揚げは15万キープ。4人で食べましたが、質量ともにその価値は十分ありました。
この店でのお勧めは川魚。香草を加えて蒸したもの、炭火でゆっくり焼いたもの、それからこの写真のように丸ごとから揚げしたもの、どれをとっても魚の新鮮さが生きています。メコン川やその支流のナム・グム川で獲れた天然の川魚はともかくうまい。ただし、魚は「時価」です。値段を訊いてから注文しましょう。
主食は籠(ティップカオ)に入ったもち米(カオ・ニャオ)です。歯ごたえのある蒸したもち米はラオス料理に欠かせません。手でつまんで食べると格別おいしい、とラオス人たちは言います。一人分5千キープ。ビアラオ(ビール)の大瓶は1万5千キープ。手ごろな値段で庶民の味を楽しめます。
店内は二つに区分けされていて、右の奥はガラス張りで空調が効いています。私はエアコンが嫌いなので、たいていは左の入り口付近に席をとります。
メコン川からはわずか100メートル。4月29日の日没は6時15分でした。よく整備されたプロムナードで夕日を拝んでから行きましたが、この時間ならまだまだガラガラ。夜7時ころから混み合ってきました。
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