アメリカのお寿司屋さん事情 

公開日 : 2016年03月26日
最終更新 :

 久しぶりにお寿司が食べたくなったので、スーパーで売っているパッケージ入りのお寿司を買いにホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)へ行ってみると、ビーガン用の新製品が並んでいました。

 その名も、「ベジタブル・ドラゴン・ブラック・ライス(Vegetable Dragon Black Rice)」と「ベジタブル・トロピカル・フレッシュ・ロール(Vegetable Tropical Fresh Roll)」。

 中に野菜を入れアボカドをトッピングした黒米の巻き寿司がベジタブル・ドラゴン・ブラック・ライスで、アボカド、レタス、紫キャベツと人参の細切りをタイ春巻きのようにライスペーパーと呼ばれる生春巻きの皮で巻いている方が、ベジタブル・トロピカル・フレッシュ・ロール(写真右下)です。

WholeFoodsSushi.png

 アメリカに住むようになって久しく経ちますが、お寿司屋さんで巻き寿司を注文する時に、メニューに書かれている名前を読んだだけでは、実物が連想できないことのほうが多いのは私だけでしょうか。

 ひと昔前までは、カリフォルニア・ロールの種類もそれほど多くなかったので、注文するのも楽でした。今日では、説明書きがない場合、サーバーの方に中に何が入っているか伺ってから注文しないと、揚げた巻き寿司、クリームチーズやキーウィ入りの巻き寿司、メキシコ料理の香辛料入りかな?と思うほどスパイスが効いた巻き寿司、得体の知れないソースがかかっている巻き寿司と、日本のお寿司屋さんでは絶対にお目にかかることのないぎょっとするようなお寿司が出てきてしまい、びっくり仰天することがあります。

 今回食べてみた「ベジタブル・ドラゴン・ブラック・ライス」と「ベジタブル・トロピカル・フレッシュ・ロール」は大変美味でしたが、それでも名前だけは長すぎて、私などは、多分一晩寝てしまえば忘れてしまうかもしれません。

 今日は、3月のお題『変な日本食』にちなんで、アメリカのお寿司屋の巻き寿司事情をお届けしました。ちなみに、ホールフーズのお寿司は、変ではなく『大変おいしい』上、まず外れがないのでおススメ!安心して召し上がっていただけます。

【データ】

住所:1330 Smith Ave. Baltimore, MD 21209

電話:410-532-6700

FAX:410-532-7002

営業時間:8:00am~ 9:00pm

☆おまけデータ:ホールフーズマーケットのお寿司コーナーの店員さんのお話によると、パッケージを緑色の輪ゴムで留めてあるのが、ビーガン用のお寿司なのだそうです。

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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