ペンシルベニア州~「佐助&花」の川縁に☆豪華な夕日を見に行こう!

公開日 : 2016年04月04日
最終更新 :

「佐助・花」?

初めてこの川の名を耳にする方は、大抵この日本名を連想するに違いないこの「サスケハナ」川は、英語名をSusquehanna River(サスケハナ・リバー)と言い、ニューヨーク州、ペンシルベニア州、メリーランド州のアメリカ北東部3州にまたがるその川の長さは、約444マイル(約715㎞)で、全米では16位、東海岸では最も長い川として知られています。

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ワシントンDCやメリーランド州から、I‐83号線を使ってペンシルベニア州を北上し、ハリスバーグ経由でフィラデルフィアやニューヨークに向かって運転する場合、必ず見かけるのが「マーケットストリート・ブリッジ(Market Street Bridge)」と呼ばれるあの橋が架かっている都市です。

「ペンシルベニア州の州都は?」と言うとよく「フィラデルフィア」と間違えられがちですが、実はあそこが州都ハリスバーグ(Harrisburg)なのです。「へえっ、それじゃあペンシルベニア州の州都を一目だけでも見てみたい!」という方は、いったんハリスバーグの2番出口でキャピタル・ベルトウェイを降りてから、ペンシルベニア州議会議事堂(The Pennsylvania Capitol)を目指してみてください。州都と言っても街の規模は小さい(グーグルマップでご覧になってみてくださいね。)ので、迷うことなくあっという間に議事堂へ到着できると思います。

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その後、議事堂のすぐ目の前のステート・ストリート(State Street)かリバティストリート(リバティ・ストリート)をまっすぐ西へ向かって運転(徒歩でも、すぐそこです。)すると、サスケハナ川沿いに平行して走るフロント・ストリート(Front Street)のT字路に突き当ります。

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ここにアメリカの彫刻の巨匠J.スワード・ジョンソン・Jr(J.Seward Johnson Jr)が手掛けた「ウェイティング(Waiting)」のブロンズ像がさりげなく、本物の紳士のようにベンチに腰掛けている場所があるのですが、このベンチの向こうに架かっているのがハーヴィー・テイラー・ブリッジ(Harvey Taylor Bridge)と呼ばれる橋です。

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ここは、ドライブでアメリカ大陸横断の旅をしていて午後7時過ぎにハリスバーグを通リかかることがあったら、ぜひ立ち寄って頂きたい穴場スポット。ブロンズ像だけでなく3基の橋をぐるりと眺望しただけでも、少しアメリカの歴史を垣間見ることが出来たような気持ちにさせられますよ。

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ハーヴィー・テイラー・ブリッジの向こうの木立のそのまた向こうの空の彼方に暮れていく豪華絢爛な夕日は、息を呑むほどの美しさ。思わず佐助と花の恋物語が浮かぶよう。。。!今の時期でしたら、日没は大体7時半過ぎです。

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ちなみに、週日のドライブでこの辺を午後2時半ごろに通過できるという場合は、ペンシルベニア州議会議事堂(The Pennsylvania Capitol)の3時からのツアー見学も体験してみてください。その後、ちょっとおしゃれな街角のスポーツバーで軽く食事をしてから、絶景の夕日を堪能した後また運転を開始すると、夜通し運転できてしまうほどのエネルギーが蓄えられること請け合いです!(でも、くれぐれも、徹夜での運転は控えてくださいね。)

【データ】

住所: 501 N 3rd St, Harrisburg, PA 17120

電話:717-787-2500

ツアーの時間:

月~金曜日:8:30 a.m. - 4:00 p.m.

土日祝日:9:00, 11:00 a.m., 1:00 & 3:00 p.m.

ツアーの予約受付番号:1-800-868-7672 to schedule

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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