キャンプやハイキングの季節です。もしポイズンアイビーを触ってしまったら。。。?!

公開日 : 2016年07月12日
最終更新 :

 東部ワシントンDC近郊は暑い毎日ですが、キャンプやハイキングには絶好の良い天気が続いています。

 首都近郊の州立公園でハイキングを計画している場合、足元をすっぽり隠してハイキング用の靴を履いていれば足元がかぶれる心配はないかもしれませんが、万が一に備えて、ポイズンオークやポイズンアイビーに効くコーティゾン10(Cortizone 10)や、アヴィーノ(Aveeno)などのヒドロコルチゾンが配合された軟膏を用意しておくと安心かもしれません。

 民間療法として、プランテーン(plantain)という薬草とセイヨウノコギリソウ(yarrow)というハーブ(両方とも道端に自生している雑草なので比較的見つけやすいと思います。)を使ってオリーブオイルで煮詰めた煮汁にビーズワックス(Bees Wax)を混ぜた軟膏を作るなどという話も聞いたことはありますが、全ての材料がそろわないと無理な話です。

 私は、戸外で過ごして手足がかぶれたり赤くなったり、また虫に刺された時など、応急処置にアップルサイダー・ビネガー(Apple Cider Vinegar) とインディアン・ヒーリング・クレイ(Indian Healing Clay)をペースト状にしたものをガーゼに塗って貼っておくと治りが早いのですが、海外の旅先で原因不明で何かにかぶれたりアレルギー反応を起こした場合は、自分で判断して民間療法にトライしない方が良いですね。

 原因がポイズンアイビーとかポイズンオークかぶれの場合、アップルサイダービネガーだけをちぎったブラウンバッグに浸して患部に貼っておくと良い、とか、カラマインローション(calamine lotion)を塗ったりベーキングソーダを入れたお風呂に入るとかゆみが和らぐこともあるようですが、もし海外旅行でホテルに滞在している場合に、植物、食べ物、薬品など、お体が何かにアレルギー反応を起こしているようだと思ったら無理をしないでくださいね。まずフロントデスクに連絡すると、すぐに最寄りの緊急医や救急病院を調べてもらえますよ。

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筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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