今年も笑顔でホリデー☆シーズンを乗り切りたい!忙しい主婦のための超便利なキッチン・グッズはこちら!

公開日 : 2018年11月25日
最終更新 :

今年もあっという間に11月を迎え、巷は年末年始のパーティの話題で持ち切りの今日この頃。我が家でも、新居に移ったばかりのオハイオ州の義姉の家での感謝祭のディナー・パーティに招待されたのですが、私の仕事が山積みでどうしてもサンクスギビング前後の旅程を組み込むことができませんでした。

今年のサンクスギビングも前日の水曜の夜遅くまで遠出をしていたので、翌日のサンクスギビングのディナーのための買い物も、出先から帰る途中まで延ばし延ばしにしてしまっていました。暗くなってからいつも立ち寄るウェグマンズ(Wegmans)へ行ってみると、お肉の担当者の方が、「丸ごとのターキーは、この店内にあと3つしか残っていないんです。ここにある22ポンド以上のパッケージだけですよ。」と、巨大な七面鳥の袋を指さしながら言いました。3つのうちで最も小さいのが22.5ポンド(10.20583kg)のターキーです。手にとってみると重いこと!5人家族が10キロのお米を食べ切るには一体何日かかるんだろう、との思いがふと脳裏をかすめ、この5分の1程度のサイズの小さな袋入りの胸肉で妥協しようか一瞬迷いましたが、久しぶりに自宅で家族4人が集う感謝祭のディナーなので、今年はこの巨大な七面鳥に挑んでみることにしました。

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とはいえ、まだ仕事は終わっていないので明日にならないと料理は始められません。付け合わせ用の野菜、ディップ用の野菜とディップ、トレイ用のチーズ、サラミ、オリーブ、ディナーロール、アップルパイとパンプキンパイを買いそろえ、デザートの心配をしなくても良いように手はずを整えました。

ところで、忙しい主婦の皆様におススメなのが、この袋入りのスタッフィング(詰め物)。ハーブと調味料ですでに味付けしてある角切りのパンなのですが、ターキーに入れるだけなのでとても便利です。

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スタッフィングの材料は、このスタッフィングを一袋、バターを大さじ5、ベジタブル・ブロス(袋の裏側に「チキン・ブロス」という記載がありますが、我が家では野菜ベースのブロスを使っています)2カップ、細かく刻んだセロリ2本と玉ねぎのみじん切り1個のみ。お好みにより、塩・コショー、他の調味料やハーブを混ぜても良いかもしれません。

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玉ねぎとセロリをフライパンで炒める作り方もあると思いますが、スタッフィングがあまり柔らかくなり過ぎないよう、私は、溶かしバターとブロス、塩・コショーを少し火にかけて温めスタッフィングにかけて混ぜただけで、ターキーに詰めていきます。ギザード(gizzard)というターキーの砂肝を切って混ぜるとさらにおいしいのですが、今回はギザードは愛犬2匹のために別に料理する予定のため断念しました。

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こうして混ぜたスタッフィングをターキーに詰めターキーにベジタブルオイルを塗りオーブンに入れて華氏325℉(摂氏約167.7℃の低温)で5~6時間(お肉の重さにより加熱時間は異なりますので要注意です。)ローストするだけなのです。

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10キロのターキーは、家族4人で恐らく2キロも消化できなかったような気もするのですが、残りが莫大な量なので、来る日も来る日もチェダー・チーズとレタスといっしょにサンドイッチにして食べていますが、ロールパンにはさんでミニ・スライダーにしても一口サイズなのでつまみやすいです。また、スライスしたオニオンとトマトを挟んでもGOOD!

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ところで、ウェグマンズでホイック社(Heuck)Heuckのブライニング・バッグを購入したのですが、今年は、夫が袋に入れずに焼こうと提案したためブライニングせずにターキーを焼いたので、袋は、焼き上がりのターキーが入ったホイルのロースターパンを丸ごと袋の中に入れて二重にジップし保存するために使いました。

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この袋は、本来、塩漬けにしたり調味料で下ごしらえした肉を入れたままオーブンに入れて料理するための画期的な代物です。しっとりとジューシーなお肉が焼きあがるので、どんなに料理が苦手な人でも最高にジューシーなお肉料理(ロースト)を作ることが出来るのです。今回は、ロースター・パンにフォイルをかけてローストしただけだったので、正直なところやはりブライニング・バッグを使ったほうが肉のうまみが引き出せたかもしれないなあ、と感じました。

バッグに保存したターキーがほどよく覚めてから、夫が胸肉とドラムスティックを切り分けて別の容器に入れ替えて保存した後、胸肉のほうは主にサンドイッチに、また、細かくシュレッドして、細かく切ったセロリ、オニオンと混ぜて塩・コショーしマスタードを加えてマヨネーズ和えにしてサラダにしたり、そのまま手巻き寿司の具にしたりして食べたりしています。ドラムスティックをほぐして玉ねぎ、ジャガイモ、にんじんなどの野菜と一緒に煮込み、小麦粉・バター・ミルクでシチューにして、サワードウ・ブレッドかバゲッドのような食べ応えあるパンをディップして食べるのもお気に入りです。

これから年末年始にかけてパーティを催す機会も増えるかもしれませんが、出来合いの惣菜、パッケージ入りの食材を適度に上手に取り入れるだけで、仕事を持つ主婦でもストレス・レスで、思いっきりお料理がエンジョイできますね。

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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