「スクワイヤー(Squire) 」で、朝食にクリームたっぷりのドーナツはいかが?

公開日 : 2019年07月24日
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今週はオハイオ州の義父母の家に滞在しているので【夏休み番外編:オハイオ州滞在記】と称してエリー湖畔から滞在記第一弾の記事をお届けします。

典型的なアメリカのブレックファストと言えば、卵料理、ベーコン・ハム・ソーセージ、ハッシュドポテトに代表されるホームフライ、トーストなどを中心としたワンプレート、シリアル類やベーグル等を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ドーナツ等の甘いもので朝食を済ませる人が多いことは意外と知られていないかもしれません。私の夫の実家も例外でなく、卵料理を中心とした典型的な朝食以外に必ずスティッキー・バンズ、シナモンロールやドーナツが登場します。

Cream Sticks.jpg

先日、バーモント州を旅行中の義母が残していった指示書き通りに、フライド・エッグ(目玉焼き)2個、ターキー・ベーコン(電子レンジで2分温めること)、トースト1枚(4分焼くこと、バターは減塩、ジャムなし)を用意しようとしていると、夫が、幼少時代彼のお気に入りだったベーカリーのドーナツ(エクレア)が食べたいと言い出しました。ちょうど朝食時に立ち寄った姪っ子が、「これだけだったら私が作っておくから。」と言うので、姪に目玉焼きを焼くのを頼んで車で6分位の距離にあるドーナツ屋にひとっ走りしてクリームたっぷりのエクレア、俗称「クリームスティック」を買って戻ってきてカウンターに置くや否や、私の耳元で姪が「おじいちゃんに、目玉焼きにした卵の黄身が固すぎると言われたの。とろ~っとした焼き加減がよかったんだって。」とささやきました。エクレアが入っている箱を見つけた義父が「トーストの代わりにドーナツを食べる。」と言い出したので「トーストの代わりって、あまりに砂糖の量が多くない?」と躊躇していると、夫が「ぼくと半分こにしよう。」と提案し、義父の皿に半分に切ったクリームスティックをのせてしまいました。義父が「そっち(夫)のクリームの量の方が多い。これには半分も入っていない。」と言いながら2,3口かじった後たっぷりのクリームがドーナツからあふれ出しました。義父は「たったこれしか入っていない。」と繰り返しながらも、久しぶりに口にしたクリームスティックにご満悦の様子です。

こうして、この日の朝の食卓が、夫の幼少時代のお気に入りのベーカリー「スクワイヤー・ショップ・ベーカリー(Squire Shoppe Bakery)」の話題で盛り上がったのは言うまでもありません。

Squire Shoppe Bakery.jpg

オハイオ州といえば、アメリカとカナダの国境付近に連なる五大湖のひとつエリー湖に面した州として知られており、クリーブランドを訪れる旅行者の方が多いかもしれません。今日お届けしたのは、I-95号線でクリーブランドの北東約100キロ(64マイル)付近に位置するアシュタビューラという町のレークアヴェニューに古くからある人気のベーカリー「スクワイヤー・ショップ・ベーカリー」です。ここでは、ドーナツやエクレア、クッキーだけでなく自家製のピザ・ドゥなども販売されています。機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

【データ】

住所:511 Lake Ave, Ashtabula, OH 44004-3261

☎ 440-964-3303

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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