ストロベリーのクレープで、気分はパリジェンヌ@ラ・マドレーヌ♪

公開日 : 2019年09月02日
最終更新 :

初めて訪れる土地の初めてのレストランで食事をする時、料理の質や味はもちろん、価格、サービス、店内の雰囲気などが気になりますが、皆様はどんな風にしてレストランを探していらっしゃいますか?

実は、先日バージニア州のアレクサンドリアに行く機会があったのですが、アレクサンドリアで食事をするのは初めてだったので、知人が「インターネットでおススメ度ナンバー1のカフェ!」と言っていたラ・マドレーヌ(La Madeleine)というフレンチのカフェに行ってみることにしました。ヘビーな料理でなくサンドイッチ、サラダかスープ、キッシュなど軽いものが食べたかった私にとって、お店のメニューはぴったり!

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ベーカリーでカプチーノとカントリー・ウィート・ローフを一斤、ラズベリー・クロワッサン、ストロベリー・ロマノフ・クレープをオーダーしていた時、奥の陳列棚にトマト色の瓶がびっしりと並んでいるのに気づきました。陳列棚の下の方には贈答用のセットの箱が数個置いてあります。カウンターの向こうの店員さんに「これはこのお店の人気商品なのですか。」と尋ねると「食べてみますか?」と訊かれました。「もうクレープを注文したので、これをオーダーすると食べきれないかもしれないので買って帰って家で食べてみます。」と言ってから「一緒に食べるパスタも売っていますか?」と訊いてみました。店員さんはちょっと首をかしげて「パスタ?パスタは置いていませんよ。パスタは要らないでしょう。そのまま温めて召し上がってくださいね。」と言いました。家のパントリーにパスタの箱が何個かあったかどうか思い出そうとしながらお勘定を済ませ、パスタソースの瓶の入った袋を持って窓際に座ると、ほどなくしてカプチーノとクレープが運ばれてきました。フレッシュなストロベリーのソースがたっぷりのクレープは量が多いように見えましたが、あまりに美味しいのですぐに平らげてしまいました。

サンプルのバゲットやジャムも文句なしの美味しさです!

Madeleine Crepe.jpg

久しぶりにおいしいクレープをエンジョイしたことに満足して家路を急ぎ、数時間後キッチンで店員さんに言われた通りにパスタソースをそのまま鍋で温めながらパスタをゆでようとしたその時に、私がパスタソースと思い込んで購入したその瓶は、パスタソースではなくスープの瓶だったということに気づきました。道理で会の店員さんが「パスタは要らないでしょう。」と言って首をかしげていたわけです!

よくよく瓶のラベルを読んでみると「トマトとバジルのパスタソース(sauce)」ではなく「トマトとバジルのスープ(フランス語のsoupe、英語ではsoupです。)」と書かれてあるではありませんか!

soupeの部分は筆記体風のフォントだったので、言葉の最初のsと最後のeの文字だけ拾い読みしてsauceと思い込んでしまったのでした(苦笑)!そういえば、店員さんと私の会話の中で「これ(this)」「それ(that)」というこそあど言葉は何度か使われましたが、「ソース(sauce)」とか「スープ(soup、soupe)」とかいう言葉は一度も出なかったことを思い出しました。

Soup jar.jpg

私にとっては、クレープの甘さとともにほろ苦い思い出が残るカフェとなってしまったラ・マドレーヌ(La Medeleine)ですが、皆さまにとってはきっと素敵な思い出に残るカフェとなること請け合いです。♪

オンラインでもオーダーできますし、ケータリングもしているそうですので、機会がありましたら、クレープだけでなく、ぜひこちらのトマト&バジルのスープも召し上がってみませんか?

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【データ】

ラ・マドレーヌ(La Madeleine)フレンチ・カフェ

住所:500 King Street, Alexandria VA

☎ 703-739-2854

▪公式フェイスブックページ:@LaMadeleineCafe

▪公式ツイッターアカウント:@LaMadeleine

▪公式インスタグラムページ:lamadeleine

▪公式Piterestアカウント:la Madeleine French Bakery & Café

▪公式ユーチューブページ:la Madeleine

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■固定テーマ1 【カフェ・カフェメニュー・カフェスタイル】

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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