新型コロナウイルスに関する注意喚起(第13報):当地における感染状況など(2020年3月19日現在)

公開日 : 2020年03月19日
最終更新 :

2020年3月19日、在アメリカ合衆国日本国大使館から「新型コロナウイルスに関する注意喚起(第13報):当地における感染状況等(3月19日現在)」という表題のメールを受信しました。

下記、「新型コロナウイルスに関する注意喚起(第13報):当地における感染状況等(3月19日現在)」の全文を引用掲載します。

***

●本日現在の当地(DC,MD,VA)における新型コロナウイルスの感染状況をお知らせします。

●連邦・各州政府の主な措置等についてお知らせします。

●当館ホームページに新型コロナウイルス関連情報を掲載しました。感染予防や関連措置,渡航情報等に関する情報収集の一助としてご活用ください。

●明日(3月20日)は当館の休館日です。緊急のご用件の場合は,休館中であっても当館代表電話番号までご連絡ください(事件・事故の第一報は「911」)。

1.本日(3月19日)20時現在の当地における感染者数は以下のとおりです。

(1)ワシントンDC:71名

(2)メリーランド州:107名(1名死亡)

<内訳>

・Anne Arundel郡:5名

・Baltimore市:8名

・Baltimore郡:12名

・Calvert郡:1名

・Carroll郡:2名

・Charles郡:2名

・Frederick市:1名

・Harford郡:3名

・Howard郡:16名

・Montgomery郡:33名

・Prince George's郡:23名

・Talbot郡:1名

(3)バージニア州:94名(2名死亡)

<内訳>

・Alexandria市:4名

・Arlington郡:17名

・Charles City郡:1名

・Charlottesville市:1名

・Chesterfield郡:6名

・Fairfax郡:16名

・Goochland郡:1名

・Hanover郡:1名

・Harrisonburg市:1名

・Henrico郡:3名

・James City郡:14名

・Loudoun郡:5名

・Prince Edward郡:1名

・Prince William郡:11名

・Richmond市:3名

・Spotsylvania郡:1名

・Stafford郡:2名

・Virginia Beach市:4名

・Williamsburg市:1名

・York郡:1名

2.連邦政府の措置等

(1)3月18日,トランプ大統領は記者会見において,米国とカナダの国境を一時閉鎖すると発表しました。

(2)3月18日から,移民局(USCIS)における対面で行なわれるサービスは一時的に停止されています(少なくとも4月1日まで)。

◎詳しくはこちら

(3)本日から,在日米国大使館及び総領事館における非移民ビザの面接が一時的に停止されます。

◎詳しくはこちら

(4)本日,国務省は,「Global Health Advisory」(世界的な衛生状況を踏まえ発出される渡航情報)を最高のレベル4(Do Not Travel:渡航中止勧告)に引き上げ,米国市民に対し全ての国際渡航を控えるよう勧告しました。

◎詳しくはこちら

(5)本日,国務省は,3月20日以降の米国旅券の発給は,近親者の深刻な病気や怪我等の理由により72時間以内に外国渡航を必要とする場合に限る旨発表しました。

◎詳しくはこちら

3.各州政府の措置等

(1)ワシントンDC

3月18日,DC交通局(DDOT)は以下の措置を発表しました。

・3月18日から,ワシントンDC内の循環バス(DC Circulator)は,公衆衛生上の非常事態が続く間,全路線の運賃を無料とする(これにより,乗客は前後どちらのドアからも乗車が可能となる)

・本日から,DC CirculatorのNational Mallルート運航停止 

・本日から,ラッシュアワー時の駐車制限停止 等

◎詳しくはこちら

(2)メリーランド州

本日,ホーガン知事は以下の措置等を発表しました。

(主な内容)

・10人を超えるあらゆる集会の禁止

・ショッピングモール,ボーリング場,ビリヤード場の閉鎖(本日午後5時~)

・ボルチモア・ワシントン国際空港(BWI)ターミナルへのアクセスを航空券を有す搭乗客および従業員のみに制限。警察が監視(障害を持つ方の補助者は入場可)

・MARCトレイン,コミューターバス,メトロの利用は,医療従事者や警官等を優先(一般客は病院・薬局・食料品店に向かう目的に限定して利用を認める)

・University System of Maryland Boardに対し,加盟大学における授業はオンラインのみとするよう要請

・州民への情報提供を目的としたウェブサイト「Maryland Unite」の開設

・レストラン,バー等による配達および持ち帰りの酒類販売を許可 等

◎詳しくはこちら

(3)バージニア州

3月18日および19日,ノーサム知事は会見において以下を発表しました。

(主な内容)

・チャイルドケア施設でも保育士と児童をあわせて1部屋に10人より多く収容しないこと,6フィート間隔をとることを推奨

・子供を持つ医療関係者等が働けるよう,エッセンシャルワーカー(食料供給者や医療関係者等)でない保護者に対し可能な限り自宅で子どもをみるよう呼びかけ

・新型コロナウイルスの検査・治療はメディケイド適用となり,自己負担なし

◎チャイルド・ケアのガイダンス

(注)連邦・各州政府の措置等について

できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。

4.上記のほかにも,感染予防対策として,連邦・州・地方政府レベルで各種措置がとられています。在留邦人の皆様におかれては,連邦・州・地方保健当局が発信する情報や報道等により最新情報の把握に努めるとともに,引き続き感染予防に努めてください。なお,新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館(領事班)まで御一報願います。

5.当館ホームページに新型コロナウイルス関連情報を掲載しました。感染予防や関連の措置,渡航情報等に関する情報収集の一助としてご活用ください。

◎当館 HP(新型コロナウイルス関連情報)

6.当館では,領事業務担当職員の感染予防をより一層徹底し,領事窓口の機能を引き続き維持するとともに,領事窓口を来訪される皆様の健康を確保するための措置として,3 月18 日から4月3日までの間,当館領事班の人員体制を縮小することを決定しました。

◎当館領事窓口をご利用予定の皆様へ(お願い)

■在アメリカ合衆国日本国大使館

住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A.

電話:202-238-6700(代表)

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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