トイレットペーパーの在庫切れに関しまして

公開日 : 2020年03月14日
最終更新 :

つい2、3日前、近所のスーパーに買い物に行ってみると、トイレットペーパー売り場にトイレットペーパーの袋がひとつもありませんでした。陳列棚に「申し訳ございませんが、商品は在庫切れですので、早急に補填するよう務めております。コミュニティ全体がご利用できるよう、できましたらお買い求めの量を制限していただきますようお願いいたします」というような張り紙が掲示してありました。トイレットペーパーは見当たりませんが、レジに向かって進んでいくと、ペーパータオルは積んでありました。また、ティッシュの箱も在庫切れにはなっていませんでした。さらに、トイレットペーパーの真正面の陳列棚には、ペーパーナプキンもところ狭しと積んでありました。同じ紙類でも、トイレットペーパーだけが見あたらないのです。

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このような状態の陳列棚を見てしまうと、今日明日必要がなくてもトイレットペーパーを買い置きしたほうがいいのではないかと焦る人も多いのではないでしょうか。別の通路で、高齢のご夫婦が寄り添いあいながら買い物をしている姿を見かけましたが、酸素ボンベを携帯し車いすに乗っていた奥さんを連れたあのご主人は、この棚を見たらどんな気持がするだろうと思うといたたまれなくなりました。

新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐためにも、当局が高齢者や何らかの疾患がある人々の自宅に無料でトイレットペーパー、マスク、最低限必要な衛生用品などを配送する制度を設定し、体力のない人々が無理をして外出しなくてもいいよう取り計らってくれるとありがたいのですが......!

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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