【ワシントンDC、メリーランド州、バージニア州】「新型コロナウイルスに関する注意喚起（第32報）：当地における感染状況等（5月5日現在）」
今日の午後、昨年5月に訪れたノースカロライナ州へのドライブ旅行の画像を探すためファイルを開けたとき、バージニア州のウェルカムセンターで撮った「愛（LOVE）」というパブリックアートが真っ先に視界に飛び込んできました。このすてきなアートがとても気に入っている私は、急いでいてもトイレ休憩を取らなくていいときでさえ必ず寄り道をして同じオブジェの写真を撮ってしまうのですが、次にこのウェルカムセンターに立ち寄ることができるのは、もう少し先になりそうです......。
本日在アメリカ合衆国日本国大使館から届いた5月5日付のお知らせによると、DC近郊の各州でも、新型コロナウイルス感染拡大が収まるまではもうしばらく時間がかかりそうです。ウイルスに感染された方々が、一刻も早くご快方に向かいますようお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
以下、大使館からのお知らせの本文を引用掲載します。
＊＊＊
●本日現在の当地（DC，MD，VA）における新型コロナウイルスの感染状況をお知らせします。
●連邦，各州政府の主な措置等についてお知らせします。
１．本日（5月5日）18時現在の当地における感染者数は以下のとおりです。
（１）ワシントンDC：5,322名（死亡264名）
◎地域別感染者数はこちら
（２）メリーランド州：27,117名（死亡1,290名）
◎地域別感染者数はこちら
（３）バージニア州：20,256名（死亡713名）
◎地域別感染者数はこちら
◎DMVにおける感染者数の推移
２．連邦・各州政府の措置等
（１）連邦政府
米国国勢調査局（Census Bureau）は，新型コロナウイルスに係る状況に鑑み，現在実施中の2020年国勢調査の日程を変更しました。この変更により，7月31日を期限としていた自己回答は10月31日が期限となり，また，未回答世帯への調査員による追跡調査（自宅訪問）は8月11日以降に実施予定となりました。
◎国勢調査局HP（変更後の日程一覧：日本語）
◎2月26日付当館領事メール（米国国勢調査への協力について）
（２）ワシントンDC
5月4日，ボウザーDC 市長等が記者会見を行ったところ，主な内容は以下のとおりです。
・再開に必要な14日間の持続的感染者数減少に関し，本日の時点ではまだ0日目（4枚目）。
・16th Street Heights及びColumbia Heights近隣で感染率が増加（5枚目）。
・今週からHoward University Hospitalに新たな検査場を開設。火曜日及び木曜日の午前10時から午後2時までで，電話予約が必要（Tel202-865-2119）（13枚目）。
・DCの病院はCOVID-19以外の病状を治療できる状態にある。自身の（心臓発作や脳卒中等の予期）症状をしっかりモニターするように（15枚目）。
・（質疑応答において）家族間のイベントの定義が難しいが，専門家との議論を踏まえると，外出禁止令の中で，家族・親戚・友人間での10人以上のイベントや集まりも禁止とされている。
◎会見資料
（３）メリーランド州
5月4日，ホーガン知事は，同州西部ヘイガーズタウン（Hagerstown）の車両排気検査場（VEIP）に新しいドライブスルー検査場を開設することを発表しました。対象は州民のみで，検査を受けるためには医師の指示書(order)および予約が必須となります。
◎詳しくはこちら
（４）バージニア州
本日，非基幹ビジネス閉鎖命令の終期を5月14日午後11時59分までに延長した修正州知事命令53号が公表されました。なお，同命令で定められている10人超の集会禁止は引き続き6月10日午後11時59分まで（現行の外出禁止命令の終期と同じ），K-12学校の休校も引き続き学年末までとなっています。また，ノーザム州知事は，5月4日の記者会見において，今後の状況を見て5月15日以降に規制を緩和することができるか検討すると述べました。
◎詳しくはこちら
https://www.governor.virginia.gov/media/governorvirginiagov/executive-actions/EO-53-SECOND-AMENDED-Extension-of-Temporary-Restrictions-Due-To-Novel-Coronavirus-(COVID-19).pdf
【検査施設一覧】
◎ワシントンDC（除：民間検査施設）
https://coronavirus.dc.gov/sites/default/files/dc/sites/coronavirus/page_content/attachments/Testing-for-COVID19-05-04-2020-v2.pdf
◎メリーランド州
◎バージニア州
（注）各州政府の措置等についても，できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが，ご自身に関係する事項については，米側当局が提供する情報に依拠してください。
（注）上記のほかにも，連邦・州・地方政府（郡，市など）レベルで感染拡大を抑制するための各種措置がとられています。特にお住まいの郡や市など地方政府が発信する情報には生活に密接に関わるものが多く含まれていますので，各自において最新情報の把握に努めてください。
３．当館ホームページに新型コロナウイルス関連情報を掲載しています。情報収集の一助としてご活用ください。
◎当館 HP（新型コロナウイルス関連情報）
４．当館では， 3 月18 日以降，当館領事班の人員体制を縮小しています。お急ぎでない手続きについては，ご来館の時期を再検討願います。
◎当館領事窓口をご利用予定の皆様へ（お願い）
５．新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は，当館（領事班）まで御一報願います。
■在アメリカ合衆国日本国大使館
住所：2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A.
電話：202-238-6700（代表）
筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
【地球の歩き方】では、2013年から、ワシントンＤＣ周辺はじめアメリカ各地の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けしています。
関連記事
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。