【ファイザー・新型コロナワクチン】2回目の接種後に現れた想定内の副反応

公開日 : 2021年05月11日
最終更新 :

アメリカでは、16歳以上の人が新型コロナワクチンが受けられるようになりました。2021年5月4日付のNPRのウェブサイトには、CDC(アメリカ疾病予防管理センター:Centers for Disease Control and Prevention)が近いうちに12歳から15歳までのファイザーの新型ワクチン(Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine)接種を承認するという記事も載っていました。

私は、4月上旬にファイザーのワクチンを接種していたので、その3週間後に2回目の接種を予定していたのですが、1回目のワクチン接種後に、庭のポイズンアイビーやポイズンオークへのアレルギー症状が皮膚に現れたためプレドニゾンを服用することになってしまいました。服用終了までコロナ・ワクチンは受けないようドクターからメールが入ったため保留にしていたのですが、ついにゴーサインのメールが入ったので、3日前にようやく2回目のワクチンを接種してきました。

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ウェルスパン・ヘルス(WellSpan Health)のウェブサイトによると、新型コロナウイルスのワクチンを接種してから最初の3日間に現れる、発熱、倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛などは想定内の副反応だということです。私の場合は、ワクチン接種後3時間でワクチンを受けた右腕が痛くなり始め、8時間後には右腕の筋肉痛が始まりました。翌日にはあまり経験したことのない疲労感で半日ベッドに横になっていました。家族4人がファイザーのワクチンを受けましたが、長男は2回目の接種のあと悪寒で夜中に目が覚め、2日目にはアセトアミノフェンを飲んだそうです。次男は悪寒はなかったそうですが、腕の痛みを抑えるために、やはりアセトアミノフェンを飲んだそうです。私は2回目のワクチン接種後、就寝前に一度同じ薬を飲みましたが、3日後には倦怠感もなくなりました。

ちなみに、10年以上前に、急性期の慢性骨髄性白血病の治療のために造血幹細胞移植を受けた(移植後から寛解状態が続いているため、現在白血病の治療はしていません)あと、閉塞性細気管支炎と診断され、さらに数年後には心不全を克服していた夫も、4月末に2回目のファイザーのワクチンを受けました。今回はワクチンを接種したほうの腕が痛かったので「寝る前にイブプロフェンを飲んでから寝た」そうですが、彼の場合、数ヵ月前に受けたインフルエンザの予防接種とは比べものにならないほど、今回のワクチンへの副反応は現れませんでした。接種後2週間が経過しましたが、いまも体調は良好で、精神的にかなり楽になったのか最近は車での外出をいとわなくなりました。

なお、新型コロナウイルスのワクチン接種後に、咳や息切れ、鼻水、喉の痛み、味覚や臭いの喪失などが現れた場合、検査を行う必要があるそうですが、いまのところ気になる症状はまったく出ていません。

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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