運転席に残された謎のハート型...いったい誰のしわざ！？
ある冬の朝のこと、車庫に停めていた車に乗り込もうとすると、運転席のシートが滅茶苦茶に掘り返されて（という表現がまさにぴったり！）いるではありませんか！ 急いで出掛けなければいけなかったのですが、まるで泥棒が家の中を荒らしたかのようなすさまじい車内の様子にびっくり仰天！ 思わず、ぎゃあっ、と叫び声をあげそうになるほどです。よく見てみると、黒いシートがかみ砕かれて粉々の残骸があちこちに散らばっていて、思いがけない光景にとても動揺してしまいました。掃除機をかけ洗剤で洗って消毒し、その日は別の車で移動。
運転中、そういえば昔むかしに横須賀の親戚が、愛車のワイヤーをネズミか何かにかみ砕かれてしまったことがあったと言っていたことを思い出し、もしかするとかなり大きなネズミが入り込んだのかな？ と思い、夫にプラスチック製のネズミ捕りを購入してもらい車内に仕掛けてみました。
その翌日はネズミ捕りの中に何も入っていませんでしたが、周りがまた少し荒らされているような感じでした。またシートの上を掃除し念入りに消毒しさらに様子を見てみることに...すると、翌々日、なんと小っちゃなネズミが容器の中におさまっていました。おそらく車内のどこかに隠れていたんだろう、と夫は笑っていましたが、小さなネズミの仕業とは思えないほど大きなダメージです。
唯一ちょっと笑えるのは、形がハート型くらいなものでしょうか。最近修理に出すことが多くなり修理代も馬鹿にならなくなってきていた車なので、そろそろ買い替えの時期だね、と話し合ってはいたのですが、まさかこんな形で手放すことになろうとは...！
筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
【地球の歩き方】では、2013年から、ワシントンＤＣ周辺はじめアメリカ各地の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けしています。
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