日本庭園もあるエアフルト市のEGAPARK(エーガパーク)のシーズンまでもう少しです

公開日 : 2019年03月01日
最終更新 :
筆者 : サナ
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ワイマールから電車で15分の距離にあるエアフルトにある公園の紹介です。1961年に開園され以降、市民の憩いの場として親しまれています。

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EGAPARKはエアフルト駅からトラムで20分ほどの場所に位置します。大きな公園なので、街の中心ではなくエアフルト市のはずれにあります。公園へのトラムはエアルフト駅を経由しないので、エアフルト駅からトラムで一駅のAngerまで行き、2番のトラムMesse|ega行に乗り換えます。Egaparkの駅に到着したら道路の下をくぐって道の反対側に行けば、正面入り口があります。

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EGAPARKはガーデンパークですが、敷地も広いのでイベントスペースとしても利用されています。シーズンは夏と冬に分かれていて、冬の11月1日から3月8日までは入場料無料です。3月9日から10月31日までの夏シーズンは入場料がかかります。基本、大人だと8ユーロです。イベントごとに料金は変更になるので、遊びにいく予定をたてる場合はスケジュールをしっかり確認してからにしましょう。HPは最後にリンクを貼ります。園内には日本庭園があるからなのか、日本に関連するイベントが数回あります。4月27日と28日に開催されるコミックフェスには、毎年多くの日本の漫画好きのドイツ人がコスプレをして参加するそうです。

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先日の写真なのでまだ花は咲いていませんが、園内を紹介したいと思います。EGAPARKは36ヘクタールの敷地があります。東京ドーム7,6個分もあるそうです。正面入り口を入ってすぐ向かいには4つの建物があります。このホールでは、ワークショップなどが行われます。

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また、園内には小さな動物スペースがあります。冬だったのですべての動物が外には出ていなかったのですが、寒さに強い動物にはあうことができました。無料で動物にあえるこの場所は地元の子供達のお散歩コースになっているようで、動物エリアの周りには子供達がたくさんいました。ふれあうことのできるコーナーにいた山羊は、地元のテューリンガー州の森の山羊だそうです。あごひげが立派で子供達にも人気でした。

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EGAPARK内の奥にはAussichtsturmというタワーがあります。夏には上まで登れるそうですが、この日は冬なので閉鎖されていました。このタワーの近くにはSternwarteturmという星観測のための塔があります。窓からは塔に住む有名なプリンセスが!手作り感がいいですね。

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星観測の塔の横には日本をイメージした日本庭園があります。立派な鳥居があり、松の木や桜の木がありました。ちなみに今年の5月12日には日本庭園フェスが行われるそうです。日本庭園エリア内には橋や池もあって雰囲気が良く、日本にいる感覚になれました。

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園内の中心部では工事が行われていました。この工事は2021年に行われるBUGAという園芸博覧会の準備だそうです。BUGAとは連邦園芸博覧会(Bundesgartenschau)の愛称で、1951年からはじまり、ドイツ国内で都市を変えて2年に1度開催されています。今年はシュトゥットガルトの北部に位置するハイルブロンでの開催されます。園芸が好きな方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

今年のドイツの気候は2月が春のように暖かく、過ごしやすい冬でした。3月はまた冬が戻ってくるようで、曇りがちで気温も低い日々が続きそうです。ただ、気温が下がっても日照時間は前に比べると幾分か長くなったので、春の気配を少しづつ感じることができます。夏のヨーロッパは日照時間が長く、ドイツはそこまで暑くならないので快適な夏を楽しめます。街だけではなく、ドイツの公園も訪れてみてくださいね。

エーガパークHP https://www.egapark-erfurt.de

2019年開催のbuga   https://www.buga2019.de

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