プライマリースクール
プライマリースクール(日本で言う小学校)に行く機会があるんで、こっちの学校
(といってもほかの学校に行ったことがないのでこの学校といったほうがいいですが)を少しリポートします。
僕が行ったクラスは9歳から11歳までの子のいるクラスで、友達のマーニーが担当するクラスです。
教室の中には、いろんな物(コンピューター、大きな本棚というより小さい図書室、教材的なボードゲーム、ソファー、もちろん机と椅子、小さなホワイトボード)がありなんか楽しそうな感じがします。
1時間目は算数の時間です
小数点の勉強です、コンピュータがあるところにいる生徒がいたり、ホワイトボードの前で先生に教わってる子がいたり、まちまちなんで聞いてみると能力に合わせてグループ分けをして教えるそうです。 結構自由な雰囲気なんで集中できない子も結構いましたが、そこは先生の工夫で(作ってきた算数ゲームでクイズ形式にするなど)興味をひきます。
日本とかなり違うなと思ったことは、生徒はみんな計算機を持ってます。
2時間目は読書というか国語です。
これもいくつかのグループで行われます、先生と対してる生徒は、10人ほどで残りは3つ位のグループに分かれて他のことをしてます。他のグループを見てみるとあらすじを考えたり、感想を書いたりなどいくつかタスクがあって話し合ってます。
教室の中はかなりがやがやしてます。 すごく自由な感じです、日本なら怒られてるところと思うぐらいやかましいです。
3時間目は聞き取りというか国語です。
先生が毎日続きものの話を聞かせ、生徒に質問をします。 さすがにこの時間はしんとしてます。 話の途中で質問されるので生徒も真剣に聞いてます。 質問にもてきぱきと答えてます。 やる時はやるんだと感心。
10時半になるとTEA TIMEになりました。お茶の時間って感じに思ってたんですが、みんな大きな弁当箱を開けて、食べ始めます。 お弁当の中身を見せてもらうと、ヨーグルトやポテトチップス、ジュース、果物、サンドウィッチ、ケーキ、おかしなどいろいろ入ってます。 みんな楽しそうです
4時間目はCurrent Event Class(今起こってる時事を報告しあうクラス)
一人だけソファーに座ってる子がいるのでなんでだろうと思ってると、くじ引きで決めるそうです。
みんな新聞やニュースから拾ってきた話題を出し、クラスメートに報告し、話し合います。
中にはかなり固いことを言って、クラスメートをけむに巻いて見ていて結構楽しいです。
この後1時間と午後のクラスが残ってたんですが、会議があったんでここまでと。
日本の学校と比べてあんまり押しつけの教育じゃないような感じがしました。 あんまり怒ったりしなくて、何とか工夫して興味をひく
ような授業をしようとしてるようです。 ニュージーランド人の自由な発想はこんなところから来てるかもしれません。
まあ日本人としては、こんなのでいいのかなとも思いましたが。
子供に戻ったら行ってみたい学校でした。
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