ペントハウス・シネマ
ペントハウス・シネマ
今ニュージーランド国際映画祭の真っ最中なので、ウエリントンの映画館を紹介しようかと思った。そこで今回注目されるのはブルックリン地区にある『ペントハウス・シネマ』。
『ペントハウス』はレトロな香りが漂う小規模の映画館。じゅうたん、証明、色合いまで、ずべてが違う時代を思い出させる。平日の昼間に行ってみるとお客さんの平均年齢がやや高め。第2の青春を求めているのでは?
大きなスクリーンが3つと30人ぐらいしか座れないコンパクトなスクリーンが1つ。イベントなどの依頼も承っているみたいで、どれも貸し切ることができるそう。第1スクリーンのプロジェクター・ルームをのぞいてみると35ミリフィルムを対応している古いプロジェクターの横に最新のデジタルプロジェクターがある。まさに新旧の共存。
もちろんハリウッド映画も上映されるが、大手の映画館で上映されないマイナーな作品も楽しめるのが魅力の1つ。もう1つの魅力は中にあるカフェ。映画館で売っている食べ物を考えると、「ポップコーンとアイスぐらいだろう」と思いがちだが、ここはおいしいコーヒーと甘いケーキ類とかを出している。
スタッフも笑顔で迎えてくれるし、大手の映画館より少し値段が安いからお勧めします。ブルックリンまでは街からキングストン行きのバスに乗ったら行ける。
ちなみに国際映画祭に日本の映画もいくつか含まれていて、福山雅治主演の『そして父になる』の上映は残り2回ある(上映はペントハウスではない)。実に面白い(見たことないけどね)。
ペントハウス・シネマの公式サイトはこちら
ペントハウス・シネマ
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