新型コロナウイルスに関して英国政府による特定国・地域からの渡航者に対する方針

公開日 : 2020年02月29日
最終更新 :
筆者 : June

在英日本国大使館より、新型コロナウイルスに関して、イギリス政府による特定の国と地域からの渡航者に対する方針についてのメールが届きました。 「英領ジブラルタルへの渡航に関する注意喚起」を受けとったばかりでしたので、連日の大使館からのメールには、少し不安になりましたが、現時点での入国制限はないようです。

ただ、ウェールズでも初の新型コロナウイルス感染者が確認され、徐々にではありますが、イギリス国内の感染者数も増えています。 今後のイギリス、ヨーロッパ各国の対応が気になりますが...... まずは信頼できる情報源からの情報に基づき、冷静に行動したいと思います。

メールの内容は以下のとおりです。

新型コロナウイルスに関して英国政府による特定国・地域からの渡航者に対する方針

英国政府は新型コロナウイルスの影響を大きく受けている国をカテゴリー表に分類し,これら特定国・地域から英国に入国する者(英国籍者を含む)に対する新たな方針を発表しましたので,お知らせいたします。

1.2月25日,英国政府は,現在新型コロナウイルスの影響を大きく受けている国をカテゴリー1と2に分類し,これら特定国・地域から英国に入国する者(英国籍者を含む)に対する新たな方針を発表しました。この方針について詳しくお知りになりたい方は,英国政府ウェブサイトに掲載の「Returning travellers」をご覧ください。

●カテゴリー1に属する国・地域  2月19日以降,次の国・地域から入国した者は,特段の症状がなくとも,直ちに屋内に待機し,他人との接触を避け,国民保健サービス(NHS)専用ダイヤル111まで連絡すること。ただし,(1)中国の湖北省については過去14日間以内の入国とする。 (1)中国の湖北省 (2)イラン (3)韓国の大邱市及び青道郡 (4)封じ込め対策中の北イタリアの諸地域(Lombardy州のCodogno, Castiglione d'Adda, Casalpusterlengo, Fombio, Maleo, Somaglia, Bertonico, Terranova dei Passerini, Castelgerundo, San Fiorano及びVeneto州のVo)

●カテゴリー2に属する国・地域  過去14日以内に,次の国・地域から入国した者で,咳や熱,呼吸困難の症状が見られる場合には,直ちに屋内に待機し,他人との接触を避け,国民保健サービス(NHS)専用ダイヤル111まで連絡すること。ただし,北イタリア,ベトナム,カンボジア,ラオス及びミャンマーについては2月19日以降の入国とする。 (1)カンボジア (2)カテゴリー1で指定の湖北省を除く中国 (3)香港 (4)カテゴリー1で指定の諸地域を除く北イタリア(ピサ,フィレンツェ,サンマリノを結んだ線より上側) (5)日本 (6)ラオス (7)マカオ (8)マレーシア (9)ミャンマー (10)カテゴリー1で指定の大邱市と青道郡を除く韓国 (11)シンガポール (12)台湾 (13)タイ (14)ベトナム

 このカテゴリー表及び中国,韓国,イタリアの区分を地図でご覧になりたい方は,英国政府ウェブサイトをご覧ください。

● 英国政府Webサイト:  https://www.gov.uk/guidance/coronavirus-covid-19-information-for-the-public

筆者

イギリス特派員

June

60カ国以上の渡航歴あり。2016年、結婚を機に英ウェールズへ移住。

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