私の新しい職場、夏の「ポウィス城」へようこそ!
Sut Mae!(シュマイ!こんにちは!)
8月も後半に入り、すっかり涼しくなったウェールズですが、観光地はまだまだ多くの人でにぎわってます。
わが町、ウェルシュプール(Welshpool)も日本ではあまり知られてませんが、イギリスやウェールズのガイドブックには小さいながらも掲載されている観光地で人気スポットがいくつかあります。
そして、私はそのひとつ、こちらのブログでも何度か紹介させていただいた「ポウィス城(Powis Castle)」でこの夏、サービスアシスタントとして働き始めました!
▲ ポウィス城のコートヤード(中庭)
1952年に第4代ポウィス伯爵ジョージ・チャールズ・ハーバートの遺志により、景観保護団体「ナショナル・トラスト(National Trust)」へ寄贈されたポウィス城は以降、同団体によって城と庭園が一般公開されています。
今回、私はこのナショナル・トラストのシーズン契約スタッフとして、半年間、ポウィス城のチケット売り場や城、庭園の入口でお客様をお迎えし、案内などの業務に携わってます。
▲ 無料駐車場に併設されているチケット売り場
さて、ウェールズでは現在も屋内でのマスク着用が義務付けられています。また、ウェールズ政府のガイダンスに従い、ポウィス城内を見学される方にはトラック&トレース(接触者追跡システム)も継続中です。
▲ 城内受付カウンター(この先は撮影不可)
ただ、庭園においては一方通行システムも全面解除され、ノーマスクで自由に見学や散策が楽しめます。また、飲食物の持ち込みやピクニックもOKです。
▲ 庭園の出入口ゲート
そして、ナショナル・トラストではこの夏もキッズ・アクティビティ・プログラム「ゲット・セット・ゴー!(Get set, Go!)」を実施。
ポウィス城も子供たちが自然に触れながら、体験学習できる様々なアクティビティを用意してます。
ちなみに「ゲット・セット・ゴー!」の意味は日本語の「よ〜い、ドン!」です。
▲ 場内に設置された「ゲット・セット・ゴー!」の案内板
庭園内にはバドミントンやハードル走のコース、大きな積み木などのフィールド・アクティビティや自然観察を題材にしたポイントラリーを設置。
チケット売り場や庭園入口に用意されたカードのヒントを参考に24カ所のアクティビティ巡りが楽しめます。
▲ 無料配布されている「ゲット・セット・ゴー!」カード
▲ 木馬体験コーナーの案内板
▲ フィールド・アクティビティを楽しむ親子
そして、ポイントをゲットするとステッカーがもれなくもらえます。
▲ 「ゲット・セット・ゴー!」の景品ステッカー
もちろん、夏の庭園の楽しみ方はそれだけではありません!
色鮮やかな夏の花々で美しく彩られてた庭園はのんびり植物を観賞するも良し、木陰のベンチで景観を楽しんだり、ピクニックや噴水で水遊び、森林ウォークもおすすめです。
▲ オランジェリー・テラスから望むポウィス城
▲ ファウンテン・ガーデンは人気の水遊びスポット
▲ グレート・ローン(大芝生広場)は人気のアクティビティ&ピクニックエリア
今はまだ新型コロナウイルス感染拡大の影響でポウィス城を訪れる日本人はロンドンやイギリス在住の方がほとんどですが、事態が収束したらぜひ日本からも多くの人に訪ねていただきたいウェールズのおすすめスポットです。
皆様のお越しをお待ちしております!
■Powis Castle and Garden : National Trust
・住所: Welshpool SY21 8RF
筆者
イギリス特派員
June
60カ国以上の渡航歴あり。2016年、結婚を機に英ウェールズへ移住。
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