マンハッタンから急行で33分!ホワイトプレーンズ

公開日 : 2017年11月30日
最終更新 :

初めまして。オーバ晶子と申します。

このたび「地球の歩き方」ニューヨーク州/ホワイトプレーンズ特派員ブログを担当することになりました。

ホワイトプレーンズの話しをする前に、ちょっとだけ、自己紹介をしたいと思います。

アメリカには、長く住んでおりますが、一番最初に行った場所は、南カリフォルニアのパームデザート。1年半程住んでいましたが、その後、テキサス州の首都、オースチンに移り、大学で国際関係学を勉強し、卒業後、ニューヨーク州のホワイトプレーンズに移り住みました。マンハッタンには、年に数回、行くか行かないかという感じでしょうか。

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とはいっても、急行電車(ハーレム ライン)に乗れば、マンハッタンには、33分程位で到着します。急行の場合、ひとつ目の駅が、125th Street (ハーレム)で、ふたつ目の駅がマンハッタンのグランドセントラル駅です。

ホワイトプレーンズ駅周辺には、いろいろなビジネスが集中しており、なぜか、化学関連の日系企業も多くあります。

駅の前には、タクシー乗り場があり、いつも、たくさんのタクシーが、並んでまっていますが、殆どが、相乗りです。また、ドライバーの人たちは移民の方も多く、訛りが強いことがあります。乗車の際は要注意です!

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さて、電車を降りて、5分程歩くと、メインストリートにはいりますが、大型商店街とでもいうのでしょうか、ギャレリアがあり、この中には、デパートのメーシーズや、H&M、Forever 21、American Eagle等の若者に人気のお店がたくさん入ってます。

ギャレリアを過ぎて、15分程歩くと、高級感の漂うWestchester Mallも、すぐ近くにあり、この中にある、Apple のストアは、いつも行列ができるほど、たくさんの人でにぎわっています。

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10年位前には、高級アパートのトランプタワーもできましたが、これらの建設よってホワイトプレーンズの不動産の価格はかなり上昇したみたいです。このアパートに接続した高層ビル、City Centerも同時期に建てられ、映画館や劇場、本屋のBerns & Nobles、スーパーマーケットのShop Right、Target等が同じビルに入りました。

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映画のタイトルは残念ながらわかりませんが、今年の8月、スピルバーグがホワイトプレーンズのダウンタウンで夜、トムハンクスと一緒に映画の撮影をしていました。トムハンクスは、人柄が良さそうな感じで、誰とでも、気軽に話をしていましたよ。

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ホワイトプレーンズの歴史を遡ると、1776年10月28日、アメリカ革命戦争時代(アメリカとイギリスの戦い)、ホワイトプレーンズ周辺でも、戦いがありました。その証拠にその戦いの跡地の記念碑と大砲を置いてある場所が駅から2−3分程歩いた丘にあります。このあたりをジョージワシントンが行ったり来たりしてたのかと思うと、今までアメリカ革命戦争など聞いてもぴんときませんでしたが、1ドル札でも彼の顔を毎日のようにお見かけしてるせいか、初代アメリカ大統領に、親近感を覚えてしまいます。ちなみに、ノースホワイトプレーンズには、ジョージワシントンが本部として使っていた家、"ミラーハウス"が、ミュージアムとしてそのままの状態で残っていますが、残念ながら現在は、ウェストチェスター郡の予算の関係で閉鎖中です。

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