国宝 縄文の女神 ‐「豊穣と祈り」展

公開日 : 2012年07月02日
最終更新 :
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日曜の昨日、同展に足を運びましたが、思ったほど混雑することはなく、じっくり鑑賞することが出来ました。土偶が意味するところは不明ですが、顔面と腕が省略された姿に不自然さは感じず、写実を避けたような形には現代の前衛性のようなものを感じました。科学や技術の高さは現代のほうが優れているかも知れませんが、文化や芸術に関しては今の方が優れているなどとは全く言えないことを実感します。

同時に展示されている他の国宝や重文の土偶(の複製)にも目を奪われますが、この土偶と共に出土して国宝附(つけたり)に指定された土偶の残決や、他の遺跡からの出土品など見ものが沢山あります。それぞれの見方や価値は分からなくても、様々な土偶の表情に見入っていると、当時の人々がそばにいるような錯覚に捕らわれ、これらが作られている様子や人々の暮らしぶりを勝手に思い描いて楽しむことが出来ました。特派員お勧めの展示会です。

冒頭の写真は以前に撮影した複製です。博物館の常設展示室内や展示品は撮影出来ますが(フラッシュ禁止)、企画展(第3展示室)は撮影禁止です。

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