西蔵王の大山桜

公開日 : 2014年05月02日
最終更新 :
オオヤマザクラ_西蔵王放牧場.jpg

ここは西蔵王放牧場。大山桜を見に行ったのですが、陽射しと技量がないのとで、どれも陰鬱な写真になってしまいました。

オオヤマザクラと瀧山.jpg

写真奥の山は蔵王連峰の瀧山(りゅうざん. 1362m)。市街地から見上げると威厳を感じる山ですが、平安時代には修験場でした。今は想像も出来ないのですが、麓(今の放牧場の辺り?)には300もの宿坊があったと言われるほど隆盛を誇ったようです。

文治3年(1183年)3月、西行がこの地を訪れ、歌を残しています。

「類ひなき思いいではの櫻かなうすくれなゐの花のにほひは」

『山家集』にある山桜を詠んだと思われるこの歌が、詞書と共に歌碑になって放牧場の手前に立っています。

西蔵王放牧場のオオヤマザクラ.jpg
西蔵王放牧場から山形市街を見下ろす.jpg
西蔵王放牧場遠景.jpg
満開のオオヤマザクラ.jpg

今日はゴールデンウィーク中とは言え平日のためか人出はそう多くなく、70~80台ほど停められる駐車場にはまだまだ空きがありました。「西蔵王の大山桜」の有名さの証か、県外ナンバーが目立ちました。

放牧場へは市の中心部から車で30分余りで行くことが出来ます。是非、今のうちに...

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