西蔵王の大山桜
ここは西蔵王放牧場。大山桜を見に行ったのですが、陽射しと技量がないのとで、どれも陰鬱な写真になってしまいました。
写真奥の山は蔵王連峰の瀧山(りゅうざん. 1362m)。市街地から見上げると威厳を感じる山ですが、平安時代には修験場でした。今は想像も出来ないのですが、麓(今の放牧場の辺り?)には300もの宿坊があったと言われるほど隆盛を誇ったようです。
文治3年(1183年)3月、西行がこの地を訪れ、歌を残しています。
「類ひなき思いいではの櫻かなうすくれなゐの花のにほひは」
『山家集』にある山桜を詠んだと思われるこの歌が、詞書と共に歌碑になって放牧場の手前に立っています。
今日はゴールデンウィーク中とは言え平日のためか人出はそう多くなく、70~80台ほど停められる駐車場にはまだまだ空きがありました。「西蔵王の大山桜」の有名さの証か、県外ナンバーが目立ちました。
放牧場へは市の中心部から車で30分余りで行くことが出来ます。是非、今のうちに...
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。