記念硬貨と博物館

公開日 : 2014年07月16日
最終更新 :

昼のテレビニュースで今日(16日)から山形県立博物館の入館料のお釣りを記念硬貨(500円)でもらえると知り、昼メシも昼寝も後回しにして飛んで行きました。窓口で後ろに並んだ人も硬貨目当ての来館者でした。

地方自治法記念硬貨(おもて・縄文の女神).jpg

今日から愛媛、山形、三重の3県3種類の500円硬貨の引き換えが金融機関で始まりましたが、山形県内で入手できるのは県立博物館所蔵の国宝・縄文の女神をデザインしたものです。

この硬貨は県立博物館には450枚配分されており、週ごとに枚数を決め、9月上旬まで釣銭として使って行く予定だそうです。なので、いつ行ってももらえるわけではなさそうです。

地方自治法記念硬貨(うら).jpg

「・・・ デジタルカメラ等で撮影したこれら(貨幣のこと. 筆者注)の画像データをホームページやブログに掲載した場合については、その行為自体は「通貨及証券模造取締法」の取締りの対象とはなりませんが、掲載した写真が印刷された場合には、同法に抵触する可能性がありますので、十分ご注意下さい」とあります。

でも、ややこしいことにはならないように「見本」と入れておきました。硬貨に入っている文字ではありません。

国宝展示室.jpg

さて、硬貨のデザインに使われた国宝・縄文の女神ですが、博物館内に専用の展示コーナーが設けられ、

常設展示となっています。何とも誇らしげです。

(山形県立博物館は特別展示室以外なら国宝と言えど写真撮影はOKです)

国宝指定書.jpg
山形県立博物館展示室.jpg

これです。「てんさらばさら」、別名「けさらんぱさらん」です。

てんさらばさら.jpg

説明書きには次のようにありました。

 「いつのころから名付けられたかは、わかりませんが、庄内地方の旧温海町(現鶴岡市)の山あいの家では、家宝として受け継がれているそうです。2月から3月にかけて、神社や深山の木のたもとに天から舞いおりてくるそうです。拾った人は、一生、幸福に恵まれ、家族も健康で暮らすことができると、言い伝えられています。

 テンサラバサラは、1年に一度しか見てはいけないことになっており、二度見ると、幸せが逃げてしまうといわれています。立派な桐箱に、食べ物のオシロイを入れ、呼吸ができるように穴をあけて納め、神棚にまつって大切に守り続けています。神秘的なロマンを残しつつも、このように美しく丸くなるのが不思議なことです。」

で、これはいったい何なんでしょうね?

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