もうすぐ春節祭ですよ。 横浜中華街が紅いです。

公開日 : 2009年01月24日
最終更新 :

 旧暦の元旦、春節祭(1月26日)を前に、久しぶりに中華街に

行ってきました。

 2006年に完成した媽祖(まそ)廟には初めて参拝です。

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 媽祖廟をじっくり見せて頂こうということで、入場料100円を払って、

神殿内まで見学してきました。

 この歳にして初めて、中国式お祈りの方法を教えてもらいましたので、

簡単ですがご紹介します。

【参拝方法】

1.まずは祭壇前のクッション付き台座に膝をつき、膝立ちで3礼します。

2.次に名前、生年月日、住所、お願い事を心の中で唱えます。

3.祭壇にある聖杯(せんべい)を両手で合わせて持ち、床に投げ落として

願い事が叶うかどうか媽祖様にお伺いを立てます。

 聖杯というのも今回初めて知ったのですが、この聖杯を通じて神様の

ご意見を聞くことが出来るんです。

 聖杯は木で出来た半月の形をした物で、二つで1セットになっており、

平らになっている面を合わせて両手で持ち、そのまま床に落として、聖杯

の裏表で神様のご意見を伺うのです。

 聖杯二つが共に裏や表の場合、X。

 願い事は叶わないので、願い事をよく考える必要があります。

 もし、聖杯が裏表ばらばらだった場合は◎。

 願いが叶うんですって!

 「おみくじをひくことも出来ますよ。」

 お姉さんのやさしい言葉に釣られて、おみくじをひくことに。

ただし、おみくじ2百円。後で請求されますので、あらかじめ準備をして

おいて下さいね。

 易者の方が占いに使うような筒を上下に揺さぶり、飛び出した棒で

占いますが、ここでも聖杯登場です。

 引いた棒の番号で良いか、お伺いを立てるのです。

 聖杯が「x」ならばもう一度、おみくじを引きなおします。

 こうして、媽祖様の了解がいただけた数字のおみくじをもらうことが

出来るのです。

 おみくじの内容は大吉や小吉といったものはありませんが、迷い事が

ある時には背中を押してくれるようなありがたい言葉が書かれていました。

 聖杯を通じて神様からの承認をいただけるなんて、すごいと思いませんか?

 媽祖廟には参拝の方法を教えてくれるお姉さんがいらっしゃいますので、

是非、中国式参拝とおみくじに挑戦してみてください。 

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 それからもう一つ。

 日本式とは違う作法に「お線香の煙があります。」

 私などは神社にいくとまず頭の先から足の先まで、浴びるように線香の煙を

かぶってくるのですが、中国式の場合、

「他人の線香の煙では恩恵は受けられない。」

そうですので、気をつけてくださいね。

 横浜中華街の春節祭イベントはこちらから↓

 中国雑技や中国舞踊、獅子舞、京劇などの伝統芸能が披露されるイベント、「春節娯楽表演」が予定されていますので、日時、場所を確認して、是非、ご覧になってくださいね。

 獅子舞と爆竹に驚かれること間違いなし!ですよ。

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