クリスマス情報☆山手編3 −べーリック・ホール−
かつて外国人の居留地だった山手に残る西洋館。
横浜市では7つの西洋館を保存し、無料で公開しています。
その横浜山手西洋館で今年も「世界のクリスマス」が始まりました。
☆☆☆ 山手西洋館 世界のクリスマス2009 ☆☆☆
【会 期】 12月1日(火)〜25日(金) 9:30〜17:00
(※期間中休館日はありません)
12月19日(土)〜23日(祝・水)の5日間は全8館19:00まで開館
【会 場】 山手西洋館7館、山手68番館、クロス・パティオ
【料 金】 入場無料
期間中、各館で関連イベントが予定されています。
☆☆☆ 光のファンタジー クリスマスイルミネーション ☆☆☆
【日 時】 12月1日(水)〜25日(土) 日没〜22時
☆☆☆ イタリア山キャンドルカフェ ☆☆☆
並木・水路等にデザインされた2000本のキャンドルで、庭園が優しい揺らめきの灯りに
包まれます。
【日 時】 12月22日(火)、23日(水・祝) 日没〜19:00
【会 場】 山手イタリア山庭園
横浜特派員ブログで何度も取り上げている山手西洋館ですが、今回は美しく飾られた
「世界のクリスマス」のご紹介と合わせて、西洋館の魅力、見所を1棟ずつご紹介して
いきたいと思います。
☆☆☆ ベーリック・ホール ☆☆☆
べーリック・ホール(旧ベリック邸)は、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、
使用された後、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として平成12年
まで使用されていました。
設計したのはアメリカ人建築家J.H.モーガンです。モーガンは山手111番館や山手聖公会、
根岸競馬場など数多くの建築を残しています。
600坪の敷地に立つべーリック・ホールは、スパニッシュスタイルを基調とし、外観は
玄関の3連アーチや、イスラム様式の流れをくむクワットレフォイルと呼ばれる小窓、
瓦屋根をもつ煙突など多彩な装飾をつけています。
内部も、広いリビングやパームルーム、和風の食堂、白と黒のタイル張りの床、玄関や
階段のアイアンワーク、また子息の部屋の壁はフレスコ技法を用いて復元されている
など、建築学的にも価値のある建物です。
現在、土曜夜8時から放送されているドラマ「小公女 セイラ」が暮らすミレニウス
女学院の舞台にもなっています。
ベーリック・ホールのテーマ国はイギリス
★★★ ベリック邸のクリスマス ★★★
コーディネーター:ケイティー恩田( トータルライフコーディネーター)
後援・協力:(有)KATY'S HAYAMA
クリスマスの関連イベントが予定されていますので、山手西洋館のサイトから確認して
ください。
いつも大胆な飾りつけで独特の演出が行われるべーリック・ホールは見るのが楽しみな
洋館の一つですが、今回はドラマの撮影のためかシンプルにまとめられていました。
− ダイニング・ルーム −
− 居間 −
− 令息寝室 −
− 主人寝室 −
校長先生の執務室といった趣の部屋です。
− 婦人寝室 −
− サンポーチ −
山手外国人住宅の中では最大規模の建物だけあって見所がいっぱいです。
ベーリック・ホール(横浜市認定歴史的建造物)
【住 所】 横浜市中区山手町72
【開館時間】 9:30〜17:00(7・8月は18:00まで)
【休 館 日】 第2水曜日(祝日は開館し翌日休)、年末年始
【TEL・FAX】 045−663−5685
【交 通】 地下鉄みなとみらい線『元町中華街』5番出口から徒歩10分
JR『石川町』徒歩15分
バス11統『元町公園』2分
【山手西洋館 世界のクリスマス2008】の記事はこちら↓。
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