よこはま 夜の動物園 「ナイトのげやま」

公開日 : 2010年08月13日
最終更新 :

 8月の土日、開園時間を20時30分まで延長して夜の動物の様子を観察

できるイベントが横浜市内の3つの動物園で開催されています。

<ズーラシア>

 2009年4月にアフリカの熱帯雨林ゾーンに「チンパンジーの森」が

オープンし、現在の面積は40.2ヘクタール、広大な敷地を誇る動物園です。

<野毛山動物園>

みなとみらい21地区を眼下に見下ろす高台にあるのげやま動物園は

入場無料。誰もが気軽に訪れることのできる動物園です。

<金沢動物園>

横浜市の南部に位置し、森に囲まれた緑豊かな金沢自然公園内にあり、

世界の希少草食動物を中心に飼育している動物園。

どうぶつえん夏祭りの8/14(土)、15(日)は入園無料!

 「夏は夜がエキサイティング」「夜の動物たちの姿を期間限定で公開」

そんな言葉に惹かれて、「よこはま 夜の動物園 ナイトのげやま」

に行ってまいりました。

 大人になって、あまり足を運ぶことがなくなってしまった動物園ですが、

野毛山動物園は京急線 日ノ出町からは徒歩10分、桜木町から徒歩15分、

我が家からも徒歩20分と近いこともあって、幼稚園や小学校の遠足など、

幾度となく通った場所であり、「大きな地震が来て、蛇やワニが逃げ出したら

どうしよう。」などと、こども心に頭を悩ませる存在でもありました。

 さて、そんな心のふるさと「野毛山動物園」に着いたのは日が暮れかかる

18時半近く。

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 夜景撮影が苦手な私としてはこの夕暮れ時がシャッターチャンスと思い、

出かけたのですが、甘かった〜。相手は動物。じっとしているはずもなく、

写真はブレブレ。

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 そんな中、唯一、じっと動かずに撮影させてくれたのが、こちら↓。

ライオンの「フク」さん。

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 日もすっかり暮れて、暗い檻の中でじっと横になるライオン。

 写真を撮ろうとカメラを構える私。

 カメラが自動的にピントを合わすべく、ライオンの額を捕らえて、赤外線ビーーーーーム。

 光を感じたライオンはカメラではなく、なぜか私の目を捕らえて、ジーーーーーー。

 薄闇の中でじっと見つめあう ライオンと女。。。

 こ、怖い・・・

 「夏の夜はエキサイティング」

 体験させていただきました。

 この日は19時から「飼育係とおしゃべりタイム」という普段、なかなか

話を聞くことの出来ない飼育係さんとお話ができるイベントもありました。

 「動物園のくまは冬眠しないんですか?」

 「飼育係の持ち物は?」

 「飼育係がお休みの時は担当の動物はどうなるの?」

 などなど、面白い話を伺うことができました。

 久しぶりに野毛山動物園に行ってみた感想は

思ったより小さく、歩いてみれば結構広い。そして、やっぱり動物園は

おもしろい。

 野毛山にはゾウや白クマと言った大型の動物が今はもういないので、

こじんまりとしているのですが、園内は山あり坂ありで1周すれば十分

満足の広さでした。

 モルモットやラットとふれあうことのできる「なかよし広場」は

午後4時15分まで、土曜日は夕涼みコンサートが5時から予定されて

いますので、少し早めに来て、動物園の昼と夜の顔を楽しんでみるのも

いいのではないでしょうか。

ちなみに飼育係の方の持ち物は動物の小屋の鍵と、連絡用の無線、

飛び出した針金などをいつでも直せるようにペンチ。これが基本の

3点セット。人によっては剪定バサミも身に就けているそうですが、

夏の必須アイテムは蚊取り線香。これがなくては仕事にならないそう

です。

皆様も虫除けスプレーをしてから、動物園に行かれることをおすすめします。

また、飼育係さんの動物たちへの愛情あふれる野毛山オフィシャルブログ

を読んでから行けば、もっと動物園が楽しくなりますよ。

「なかよし広場のブログ」ではねずみやモルモットと同じように、蛇の記事

がさらっと載っていたりして、衝撃映像にガクゼンとしつつも、飼育係

さんにとってはラットも蛇も変わらない愛情なのね〜。と感心したりして。

動物たちのお食事タイムもわかる「野毛山動物園」のサイト

 1日飼育体験なども行っておりますので、興味のある方はこまめに

チェックしてみてください。 

野毛山動物園のレッサーパンダ。

最後に戻ってみたら、もういなかったというオチつきですが、

よろしかったらご覧下さい。

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