お三宮日枝神社 例大祭2012

公開日 : 2012年09月17日
最終更新 :

9月16日、横浜市南区にありますお三宮 日枝神社の例大祭が執り行われました。

今年は陰祭にあたり、連合渡御がないので、祭りの規模としては小さくなって

しまいますが、伊勢佐木町では神輿を担いだり、子どもたちが山車を引く姿が

見られました。

夜の大神神輿御巡業はいつみても神聖な気持ちになります。

✿お三の宮の大神輿✿

 社宝大神輿は千貫神輿とも呼ばれ、昭和9年境内に作業場を設け、半年を要して制作

されました。高さ約3m70cmという堂々たる姿はその大きさ、巧緻さ、荘重さ等、

横浜随一の大神輿です。

猿田彦神、祓い神職により先導され、氏子・崇拝者と共に丸一日かけて氏子の町内を

御巡行します。

✿お三の宮のいわれとおまつり✿

現在の中心である伊勢佐木町からお三の宮までは、釣鐘の形をした

入海でしたが、江戸幕府などの御用達として石材木材商を営んでいた

吉田勘兵衛がこの入海を埋め立て新田を築きました。そこで勘兵衛は

寛文13年(1673年)新田住民の安寧幸福や五穀豊穣を祈り、江戸

赤坂日枝神社より勘請し、創建しました。

 日枝神社は古くは山王社・山王大権現・山王宮と称せられましたが、

今では「お三の宮」「お三さま」と呼ばれ親しまれています。これは

山王宮→山の宮→おさんの宮と転訛し、新田埋め立ての≪お三の人柱

伝説≫と結びつけて「お三の宮」と書かれるようになったと思われます。

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