三溪園の新緑
先週19日、三溪園で行われた「ユネスコ茶会」にいつもお世話になっているbig stoneさん
よりご招待いただき、行ってまいりました。
お茶会の席でお抹茶をいただくのは年に一度、この時ばかりですが、茶道の素晴らしさを
改めて実感いたします。
なんかね、毎日毎日、時間に追われて生活していることに疑問すら感じてまいります。
まあ、お仕事あっての休息ですから、止まるわけにはいきませんが。
さて、三溪園は生糸貿易で財を成した横浜の実業家・原三溪が京都や鎌倉などから
歴史的建造物を集め、日本庭園を作り上げているので、17棟の建造物のうち、
10棟が重要文化財、3棟は横浜市指定有形文化財に登録されており、犬も歩
けば棒ならぬ、歩けばそこに文化財。
桜の時期が外苑の美しさを引き立てるとすれば、今の季節は内苑の美しさが
際立つ季節だと思うのですが、とにかく、緑が美しい。
とくに今回お茶席が設けられた蓮華院、春草廬、月華殿へと続く小道は
緑が強い日差しを和らげ、涼やかな空気作りだしているので、歩いている
だけでも心地良いのですが、緑と調和する建物の美しさはこれまた一見の
価値あり。
6月1日からは蛍の飛び交う幻想的な風景と、花菖蒲や三重塔などのライト
アップを楽しめる「蛍の夕べ」が開催されますし、6月8日からは三溪園内
にある重要文化財指定の建造物をすべて公開する「重要文化財建造物全10棟
一挙公開」のイベントも予定されています。
この機会に是非、三溪園を訪れてみてください。
三溪記念館内のロビーで抹茶をいただくこともできますよ。(1服500円)
<三渓園>
【入 場】 入園料が必要です
【問合せ】 三溪園 TEL:045-621-0634
<日本ユネスコ協会連盟> http://www.unesco.jp/
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