与論島、謎の鉄道が通る島!?星降る夜にヨロン駅で会いましょう。

公開日 : 2019年08月28日
最終更新 :

こんにちは。

与論島特派員、はなアンニャーです。

与論島に来るには、沖縄か鹿児島か奄美大島からの飛行機かフェリーで来るしかありません。

他の乗り物では島にやってくることはできない・・

のですが、

与論島には、鉄道の駅があります。

その名も、「天の川銀河鉄道本線 ヨロン駅」

本日は、そのヨロン駅の秘密にせまります。

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ヨロン駅への行き方

与論島は、ガイドブックもほとんどないので、観光スポットがあるのかないのかも、行き方もわかりにくいところがあります。

そこがまた、いいところでもあるような気がしますけど・・・

わたしも住んでいても、ヨロン駅がどこにあるのか知りませんでした。

最近は看板が立っていて、わかりやすくなっています。

与論空港から歩いてすぐの場所にヨロン駅はあります。

与論空港の玄関からでて、左側に曲がり、しばらく歩くと『ヨロン駅』と書かれた看板があるので、その看板にしたがって行くとたどり着けます。

観光名所なのに、ゴミ捨て場の近く・・というのがビミョウですが。

ヨロン駅に進む道がサトウキビ畑に囲まれた砂利道なので、本当にたどりつけるか不安になりますが、そのまま突き進んでください。

そして、砂利が泥道になると、ヨロン駅に到着です。

雨の日の翌日などは、泥道がぐちゃぐちゃになって、ヨロン駅には近づけません。

ここのところは、早く整備しほしいなと強く思います。

最近、ヨロン駅に電灯がついたのですが、正直、電灯いらないので道をどうにかしてほしかった・・・

ヨロン駅の先にはビドウ遊歩道という、お散歩スポットもあります。

こちらのビドウ遊歩道はけっこう長く、アップダウンも激しいので、ヒールの高いサンダルで歩くのは大変です。

ヨロン駅のしたには、フバマと呼ばれる、きれいな海岸もあります。

ヨロン駅のまわりは、与論島の観光スポットが集まっているのです。

ヨロン駅っていったいなに?

そもそも、ヨロン駅とは、なんでしょう?

最初に言ったとおり、与論島には電車は来ません。

ではなぜ、そんな離島に鉄道の駅があるのでしょうか?

実際、ヨロン駅に行ってみると、待合所と、たった数メートルのレールと車輪が一個あるだけ。

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駅の看板には、左に沖縄、右に鹿児島とかかれています。

その駅の横にある入り口からは、青いきれいなフバマ海岸をのぞくことができます。

沖縄から鹿児島本土まで、国道58号線という国道が海を越えてつながっています。

この国道が海の上でもつながっていると考えて、途中拠点として作られたのがヨロン駅なのです。

車輪とレールは、鹿児島の鉄道管理局から贈与された、れっきとした本物!!

このヨロン駅ができた頃には、記念切符も販売され、利用もできたとか・・・

持ってるひとはかなりのレアだと思いますね!!

ここは、夕日もきれいな絶景ポイント。太陽が沈む瞬間まで、いつまでも見ていられます。

沈んでからも空が真っ赤に染まるのがとても美しいのです。

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そして、このヨロン駅。

天の川銀河鉄道本線というだけあって、星空がとてもよく見える場所です。

与論島の夏は天の川がほんとによく見えますよー。

本当に、天の川を鉄道が走ってるイメージがわいてくるはずです。

ヨロン駅に行くときの注意をまとました

ヨロン駅までの道のりはけっこうけわしい?です。

雨の日や、その翌日などは泥がめちゃくちゃで近寄れません。

知らずに車で進んでしまうと、泥だらけ。

足の踏み場もない感じです。

ほぼ通れない状態になります。

ビドウ遊歩道も、すべりやすく、できれば靴を履いていくのがベスト。

アップダウンも激しいので、疲れない服装で行きましょう。

ビドウ遊歩道には、海に向かって柵がありません。

風が強いときは、けっこう危険。

台風前後の風が強いときは、行かないほうが無難でしょう。

最後まで歩くと、フェリーの着く供利港まで来てしまいます。

ウォーキングするなら、かなり負荷がかかるアップダウン。かなりの距離。

本格的に歩くときは、水分を持っていくのを忘れないようにしてください。

フバマ海岸で遊ぶ場合も、このあたりに自動販売機はないので、水分を持っているといいですね。

空港から近いので、飛行機を待つまでの時間をすごすには、とてもいい場所です。

入場料などはいりません。

けっこう人気の観光スポットで、写真を撮るひとも多いです。

アナタだけのインスタばえ狙ってくださいね。

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