2013年、クロアチアにとって大きな転換期の年となります!

公開日 : 2013年01月31日
最終更新 :

時の流れは早いもので、気づけばもう1月も終わりですね!

新年の1ヶ月目はどうでしたか?

今日は遅くなりましたが、1月が終わる前に"地球の歩き方特派員ブログ"の

今月のお題「2013年コレに注目!」クロアチアバージョンをお届けします。

今年クロアチアの注目すべき話題といえば、なんと言っても欧州連合(EU)への加盟。

クロアチアは今年の7月にEU加盟を果たす予定です。

旧ユーゴスラビアの国では、お隣のスロベニアに続き2番目に加盟する国となります。

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クロアチアがEU加盟のための申請をしたのは、10年前の2003年。

EU加盟のための条件を満たすために、長い時間をかけて司法制度の改革や

政治汚職問題対策、旧ユーゴスラビア戦争問題解決への協力などを遂げ

やっと実現する念願のEU加盟となります。

若年層を含める失業率も高く、現在経済が混迷状態にあるクロアチア。

EU加盟による財政支援、そしてドイツを始めとするEU諸国のクロアチアへの投資、

外国企業の進出に伴う国内での雇用増加や、国内産物輸出量増加などに伴い

経済状況が良くなると希望を抱いているクロアチア人が多いです。

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私も「EUに加盟すればこの国の景気もよくなるさ」という言葉を何度も耳にしました。

ザグレブ市内を走っているトラムにも「2013年ユーロ加盟」と描かれたものがあったり、

7月に向けてEU加盟への祝賀ムードが高まってゆきそうです。

一方で物価の上昇、国外からの輸入商品との競合の激化、

若者や労働者の国外流出などが懸念事項も多いのも事実。

いずれにせよ、今年7月がクロアチアにとって大きな転換期になることは間違いないです。

EUに加盟しても、この国に漂うノスタルジックな空気というのでしょうか、

クロアチア独特の雰囲気は失わないで欲しいな、と密かに願っている私です。

これからクロアチアがどう変化してゆくのかを、そっと見守ってゆきたい2013年です。

(1月のお題"2013年コレに注目!)

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