急ぐべからず！ゆっくり楽しむ、クロアチアの家庭で愛されるコーヒー
少し遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます！
Sretna Nova Godina! （ｽﾚﾄﾅ ﾉｳﾞｧ ｺﾞﾃﾞｨﾅ/クロアチア語で「あけましておめでとう」）
お正月はいかが過ごされましたでしょうか？
私はここザグレブで、花火や爆竹の鳴り響く賑やかな新年を迎えました。
2013年もみなさんにとって、幸せいっぱいのステキな1年になりますように・・・☆
さて、前回の記事で紹介したトルココーヒー。
日本ではあまり馴染みがないですが、クロアチアでは毎日飲むという家庭が少なくありません。
芳醇な香り、ほろ苦くちょっぴりと粉っぽい舌触りの不思議な味がします。
まずは作り方ですが、ジェズバと呼ばれる専用の鍋を使って作ります。
このジェズバで水を沸かし沸騰したら一度火を消してコーヒー粉を入れスプーンでしばらく混ぜます。 甘めが好きなら、ここで一緒に砂糖を入れます。
その後また数十秒だけ火にもどせば完成です。この時、吹きこぼれないように気をつけてください。
コーヒー粉は漉さずにそのままカップに注ぎ、粉が沈むまでしばらく待ってから上澄みをすすります。 ここで待たずに急いで飲むと、口の中が粉でザラザラになってしまうのでご注意を！
トルココーヒーはエスプレッソの様にサッと一杯というよりは、話でもしながらゆ～くりと楽しむのが ツウな飲み方です。
私はこれにミルクを足しますが、ミルクを入れないのが普通だそうです。
飲み終わった後はカップの底に残ったコーヒーの粉をお皿にひっくり返して、カップに残ったかすが作る模様を見て 運勢を占う"コーヒー占い"もできるのだとか。
ちなみに、トルココーヒーを作るには専用のコーヒー粉が必要です。
私は一度、ドリップ用のコーヒー粉をトルココーヒー風に淹れたことがあるのですが、口の中が粉まみれになって 実に"苦い"経験をしたことがあります...。
写真はクロアチアで一番ポピュラーなトルココーヒー粉。Franch社というクロアチアの大手食品メーカーの商品で、 値段も１パック20Kn程（約300円 ※1Kn=15円のレートの場合）とかなりお手頃で、おみやげにもおすすめです。
（ジェズバがお家になくても、お鍋で代用できます！）
クロアチア中のどこのスーパーでも大抵手に入り、小さな食品店でも売られているので、 この写真のパッケージを目印に探してみてください。
関連記事
.JPG)
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。