国境を越えた里帰り クロアチアのお隣の国「ボスニア」へ

公開日 : 2013年05月11日
最終更新 :

こんにちは!

しばらくクロアチアを離れ、おとなりの国ボスニア(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)にいました。

というのも、うちのクロアチア人ファミリーたちが生まれ育った国はクロアチアではなくボスニアで、

昔住んでいた家がボスニアに残っています。

そんなわけで、彼らは年に何度かボスニアの故郷の村に里帰りするのです。

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(うちはボスニアへの里帰りはいつも車。。。写真はクロアチアとボスニアの国境)

クロアチア・ザグレブ特派員のブログですが、今日はボスニアについてお伝えしたいと思います。

クロアチアに住んでいる「クロアチア人」の中には、実はボスニアに故郷があるという人がけっこうたくさんいます。

私の彼も4歳くらいまではボスニアの村に家族と住んでいましたが、

ユーゴスラビア紛争が始まり家族の一部を亡くし、命からがら故郷を離れ、その後ドイツで数年間を過ごし、

現在はクロアチアで暮らしています。

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(生まれ育った家の庭の一風景。家畜を飼う小屋がたくさん建っています。)

ところで、みなさんは「ボスニア」と聞いて、何を想像されるでしょうか?

きっと「ユーゴスラビア紛争」の悲惨なイメージを持っている方がほとんどなのではないのでしょうか。

ここでは説明しきれませんが、かなり簡単に説明すると。。。

「ユーゴスラビア」とはバルカン半島にあったひとつの連邦国家で、その国家の名称(ユーゴスラビア)は

「南スラブ人」を意味します。

「同じ民族、南スラブ人として独立し、ひとつの国家を作り上げよう」という信念をもとに築かれた国家でした。

しかし1991年に始まったユーゴスラビア紛争がきっかけで解体がはじまり、その後最終的には現在の

スロベニア、セルビア、モンテネグロ、マケドニア、そしてクロアチアとボスニア・ヘルツェゴビナの

6つの国に分かれました。

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