クロアチアにはメトロ(地下鉄)がない 「クロアチアの交通事情」

公開日 : 2014年02月26日
最終更新 :

今月のお題「メトロ」。

何を書こうかとしばらく頭を抱えてしまいました・・・。でも悩んでも仕方がないのです。

というのも、そもそも、クロアチアには地下鉄が存在しないのです!

ちょっと気になって、Googleで「地下鉄がない」と検索すると「地下鉄がない都道府県」というキーワードや、「地下鉄がない県があるのですか?」といった都会っ子の質問などがちらほら。。。

日本では東京や大阪で「●●県には地下鉄がないんです」と言うと「へぇ~そうなんですか!」とビックリされるかもしれませんが、クロアチアでは「この国には地下鉄がない」んです。

そもそも、九州の1.5倍ほどの面積の土地に人口が440万人しか住んでいないクロアチアに、地下鉄を作る意味は全くないのかもしれません。(440万人というと、大阪府の約半分・・・!こう考えると、本当に小さな国なんだなぁ~と思います。)

" src=

(ザグレブ市民の足、青いトラム)

首都ザグレブでさえ、主要な観光スポットはゆっくり歩いて回っても半日もあればじゅうぶん回りきれるくらいの大きさ。なので、旅行者なら市内の移動は基本的には徒歩で十分ですが、もしちょっと歩くのは遠い。。。という時はトラムやバス、あるいはタクシーを利用することとなります。

人気観光都市のスプリットやトロギール、ドゥブロヴニクの旧市街となると、地下鉄が走っているどころか、旧市街全体(あるいは一部)に車も入れないので、すべて徒歩での移動となります。

私も大都市を観光する際はいつも「電車やメトロはどうなっているんだろう・・・。どこで電車から地下鉄に乗り換えるんだろう?切符の買い方は??あの観光スポットに行くには市内をどうやって移動すればいいのだろう・・・???」と移動手段や方法が色々と気になり、事前にどんなに下調べをしても、「迷子になってしまうのではないか・・・。」と現地でオロオロするはめになるのですが、クロアチアでは私のような人間でも市内で迷子になる心配は皆無です。各都市は小さく、観光スポットもコンパクトにまとめられいるので、迷いようがありません!

地図とにらめっこしながら歩かなくても、足の赴くままにふらふらと散歩気分であるいていても、まず迷いようがないクロアチアの街。地図を読むのが苦手な私には、小さなクロアチアの町がぴったりなのかもしれません 笑

" src=

(トロギール旧市街の路地。このような石畳の路地を、気の向くままに散策するのが楽しい)

クロアチアでの交通関連の情報で、唯一下調べをしっかりすることをおすすめしたいのが、各都市間の移動。クロアチアでの国内移動は長距離バス、鉄道、飛行機のいずれかとなりますが、値段と便利さから長距離バスでの移動を選ばれる方が多いのが現状です。クロアチアの国土は南北に長く伸びており、見所が国内の至る所に散らばっている上、バスが主な移動手段となっているため時間がかかるのが観光をする上で難点です。観光業のさらなる発展のためにも、もう少し交通インフラ整備に力を入れてほしいものですが、これから発展するでしょうか。。。う~ん。。。(;´▽`

何せのんびり、ゆったりの国なので、あと何十年かは現状のまま変わらないような気もしますが、それはそれでいいのかも・・・。焦らず慌てず、のんびりと車窓から見える海や山の景色を楽しみながら各都市を移動するのも、クロアチア旅行の楽しみのひとつなのかもしれません。

ちなみに、ザグレブのトラムやドゥブロヴニクのバスの乗り方などは以前に下のブログ記事にまとめましたので、もしよろしければご参考になさってください。

ドゥブロヴニクのバスの乗り方 これだけ知っていれば安心!

★ガイドブックに載っていないクロアチア、スロベニア観光情報満載『クロたび 』もよろしくお願いします★

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。