具がない...?! クロアチアのお魚スープ
昨日の「あったかエピソード」に続き、今月の地球の歩き方特派員ブログのもうひつのお題「スープ」
クロアチア家庭のスープ作りで欠かせないものといえば"魔法の粉、べゲタ"ですが、今回はクロアチアのレストランでよく見かける"スープ"についてお伝えします。
みなさんはクロアチアのスープといえば、どんなスープを思い浮かべますか??
私が知る限り、クロアチア特有のスープというものはないように思いますが、シーフードがおいしいクロアチアで旅行者が食べるスープといえば「魚のスープ」が多いのではないでしょうか?
私が「魚のスープ」と聞いてまず想像するのは、ごろごろっとした魚の身と野菜が入っている、魚の出汁が効いたスープ。
ですが、一般的なクロアチアのレストランで見かける魚のスープは、具がちっちゃくて少ないスープ(液体)がメインなのです。
はじめてクロアチアのシーフードレストランで魚のスープを食べた時の衝撃は今も忘れることができません 笑;
というのも、出てきたのは一見、具のない液体がたっぷり入った大きな器。
「えっ?!具は??」と思い、そこの方をスプーンですくってみると、ほぐされた魚の小さな身とお米(!)がチョロっと入っていたのです。
「お米が入っている~!」とビックリしながら一口。
で、そのお米が芯の残っているポリポリのお米だったのにまたビックリ 笑
肝心の味ですが、塩加減がきつくてせっかくの魚の味がまったく感じられませんでした。
友達に「おいしいシーフードレストランを知ってる」と連れて行ってもらったレストランだったのですが、魚のスープはちょっと残念でした。
せっかくのおいしい魚だから、もっと出汁の効いたスープが食べたいのに~
(具。お米と魚の身だけと、とってもシンプル♪)
このちっちゃな魚の身とお米入りのスープは、クロアチアで定番の「魚スープ」で、特にこのレストラン特有のものではありません。
それから、魚スープに限らず、日本人の感覚だとしょっぱすぎるくらいの塩加減のスープも、高確率で出くわすことになります。(どこのレストランもそうというわけではありませんが・・・)
その良い例が、あるワイナリーで食べた「2種類の野菜のスープ」
(見た目はなかなかなのですが・・・)
オレンジ色なのがにんじんスープ、緑色なのは・・・何の野菜だったのか忘れてしまいました。
いずれにせよ、"2種類の野菜"のスープなのに、どちらも同じ味・・・とにかく塩辛いっ!!
塩がバッチリ効きすぎて、野菜の味が全く感じられませんでした T-T
あまりにも塩辛くて、せっかくのスープでしたが、食いしん坊の私も半分も食べることができず・・・。他のお料理はおいしかったのに残念でした。
ちなみに、お米に芯が残っているという場面にも何度か出くわしました。
とうもろこしやパスタはクッタクタになるまで茹でるクロアチア人なのに、何故かお米はアルデンテがお好きなようです 笑
そんなこんなで、(もちろん、おいしいスープやリゾットが食べられるレストランもたくさんあるのですが)私はクロアチアのレストランでは、スープとお米関連のメニュー(リゾットなど)は慎重に選びます。
もちろん、せっかくのクロアチアでの食事なのでおいしいものを食べてもらいたいですが、仮にポリポリのお米の入った塩辛いスープにあたったとしても、それはそれで面白い旅の思い出になるかもしれませんね。
(11月お題"スープ")
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