ドブロブニクで食べてみたい"クロアチア版ようかん"?!「コントニャータ」

公開日 : 2015年12月15日
最終更新 :

先日、友達にマルメロとリンゴの手作りジャムをプレゼントしてもらいました。

トーストはもちろん、ヨーグルトとの相性も抜群でおいしく頂きました♪

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余談ですが・・・ラベルに書かれた"Dunja(ドゥーニャ)"とはクロアチア語で"マルメロ"。"Jabuka"は"リンゴ"です。クロアチアでは"Dunja"という名前の女性に時々会いますが、とても可愛らしい名前だと思います。私の友達のなかにもふたりの「マルメロちゃん」がいます^^ 

ところで「マルメロ」ってどんな果物かご存知ですか?

私はクロアチアに来るまで名前を耳にしたことはあっても、実際に食べたことはありませんでした。

果物ナビ」によるとマルメロとは・・・「マルメロは秋が旬の果実です。「西洋かりん」とも呼ばれ、見た目がかりんに似ていて、熟すと果皮が明るい黄色になりよい香りが漂います。生食には適しておらず、果実酒やハチミツ漬け、ジャムなどに利用されます」とのこと。

「秋が旬」とありますが、クロアチアでは10月頃になるとスーパーなどでちらほら生のマルメロを見かけます。友達はこの秋たくさん穫れたマルメロとリンゴを使ってジャムを作ったのだそう。

「生食には適しておらず」とあるように、酸味や渋みが強いため生で食べるとおいしくないのですが、ジャムやお菓子にするととってもおいしいのです!

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(マルメロの実)

クロアチアにはそんなマルメロを使った「コントニャータ(Kontonjata)」という伝統的なお菓子が存在するのですが、どんなお菓子かご存知ですか?

日本のガイドブックでもちらっと紹介されていることがありますが、実際に見かけた、食べたという人は少ないのではないでしょうか。「コントニャータを食べたかったのですが、クロアチア旅行中に見つけることができませんでした」という残念なお声も時々耳にします。

コントニャータとはマルメロから作られた硬いゼリーのようなお菓子で、ドブロブニクの名物。クリスマスのシーズンによく食べられる伝統的なスイーツで、日本のようかんに似た食感がします。

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(右の3つ、オレンジ色のお菓子がコントニャータです)

この秋ドブロブニクを訪ねた時、一度アパートメントホテルに滞在したのですが、宿の女主人が「よかったらどうぞ!せっかくドブロブニクに来たんだから、作り立てのコントニャータを食べて行って」と手作りのコントニャータをご馳走してくれました。

手作りのコントニャータを食べたのは初めてでしたが、ほんのりとした甘みとやさしい酸味のバランスがとれたおいしい、昔なつかしい味がしました。

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コントニャータが食べられるレストランやカフェは滅多にありませんが、ドブロブニクで食品を扱う一部のお土産屋さんで見つけることができます。

他ではなかなか食べることができない珍しいお菓子。

ドブロブニクへお越しの際は、ぜひご賞味ください!

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