日本人観光客も被害に遭っています!スリ対策は万全に!

公開日 : 2016年04月12日
最終更新 :
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日に日に温かくなってゆくクロアチア。

4月に入りクロアチアの観光シーズンが始まりました!これから10月末までの観光シーズンの間、世界中からたくさんの観光客が訪れるクロアチア。

観光客の増加に伴い必然的に増えるのがスリ被害。クロアチアを訪れる観光客を狙て、プロのスリ師も出張でやってくるのだとか。4月に入ってからクロアチアでも被害に遭う日本人観光客の数が急に増えてきています。

いままで何度もこのブログでもお伝えしてきましたが、クロアチアは女性でも安心してひとり旅を楽しんでもらえるほど治安の良い国。ですが、くれぐれもスリにはご注意ください!

ヨーロッパでは特にイタリアスペイン、フランス、チェコが「スリが多い国」として挙げられますが、これらの国ほどスリ被害が多発しているわけではありません。物乞いをする人もあまり見かけませんし、ホームレスの方もほとんど見かけることのなく、日本からくる多くの観光客のみなさんが「クロアチアは本当に安心して歩きを楽しめる平和な国ですね」と喜んでくださる安全な国です。でも、やはり油断は禁物!相手はプロのスリです。

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(ななめ掛けのバッグにもご用心!)

楽しいはずのクロアチア旅行もスリ被害に遭ってしまったら台無しに・・・。

クロアチアに住む人間として、クロアチア旅行を楽しみに来られる観光客のみなさんが被害に遭ってがっくり肩を落としている姿を目にする度にいつも心苦しく感じます。

残念ながら被害に遭ってしまった方はみんな「まさか自分が・・・」とおっしゃいます。

スリ被害に遭わないためにも、このブログの過去記事(下記)をぜひご一読ください。

特にパスポートの盗難に遭ってしまったときは一大事。帰国便に搭乗できるように、速やかな手続きが必要となります。スリ・盗難被害に遭った際の対応の仕方は下記記事をご覧ください。

来月にはGWも控え、この記事を読んでくださっている方々のなかにも、クロアチア旅行を楽しみにされている方がいらっしゃると思います。

「自分は大丈夫」と過信せずに、どうかくれぐれもご注意ください。

毎年このブログでもしつこくお伝えしていますが、必ず下記内容を心がけてください。

・できるだけ体の後ろ側には荷物をもってこない

・リュックサックなど荷物を背負う場合は、貴重品を入れない

・死角となるところに貴重品は入れない

・チャックを開けてすぐに取り出せるところに貴重品を入れない

・貴重品が入っている部分のチャックが簡単に開かないように、ひもなどでしっかりとくくりつけるなどの工夫をする

それから、今まで私がパスポート再発行のためのお手伝いなどで実際にお会いした、クロアチアでスリ被害に遭われた方の多くに共通する点は「とても几帳面」ということ。パスポートなどの貴重品をチャック付きの袋にまとめていれてカバンに入れている几帳面な方がとても多いのです。

「いけない」と日々反省しつつも、かばんの中で常に探し物をしているようながさつな性格の私とは正反対。私がいつも「見習わなきゃ・・・!」と尊敬したくなるようなきっちりした性格の方ばかりなのです。

みなさん決まって「パスポートやクレジットカードなど、貴重品を袋にまとめて入れていたんだけど・・・。その袋とお財布を一緒に盗られた」と仰います。バッグを開けた時に何がどこに入っているのか一目でわかる素敵バッグは、プロのスリにとっては格好のターゲット。

「貴重品はすぐ取り出せるところにいれない」「貴重品はできるだけ同じ場所に入れない」など細心の注意を払いましょう。

どうかみなさまがスリ被害に遭うことなく、クロアチア旅行を楽しんでくださいますように・・・!

★クロアチア治安情報「【2016年版】クロアチアの治安は?観光中に気を付けるべきポイント」もあわせてご覧ください

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