祭りの後の「裏技」
先日お伝えした、チューリヒの春を迎えるお祭り「Sechseläuten 」。
地元の人々が毎年楽しみにしている、祭りの後の「裏技」を今日はご紹介します。
お祭り当日は、爆竹が詰められた藁で出来た雪だるまを、夜6時の鐘の音と共に豪快に焼きます。
火をつけから爆発するまでに何分かかるかで、その年の夏が暑くなるか寒くなるかを予想するというもの。
今年は12分とちょっとだったので、太陽眩しい暑い夏になるかも…?
雪だるまが爆発した後は、徐々に人通りが少なくなり、祭りが終わったかのように見えるのですが…
実はここからが地元人のお楽しみ。
燃え盛る雪だるまを囲むように座り、まだアツアツ高温の木炭を使ってバーベキューをするのです。
ワインやビール、そして肝心のソーセージやお肉。
買い物袋いっぱいの食料を持ったグループが、あちらこちらで小さなバーベキューを楽しんでいます。
長い枝にソーセージをえいっと刺して、じっくりと焼いている人もちらほら。
キャンプみたいで楽しそう。
聞いたところによると、バーベキュー用の木炭をシャベルで持ってきてくれる人がいて、
その人にいくらか小銭を払うようです。
「Achtung!熱いので気をつけて!」と、小走りでお客さんのもとへ向かいます。
来年は、私も「即席バーベキューパーティー」に参加するぞ!
今から楽しみです。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。