スイスではどんな女性が"もてる"?
スイス人の友人に、「スイスでもてるタイプの女性像」を尋ねてみると...。
う〜ん納得。スイスのお国柄をそっくりそのまま表した答えが返ってきました。
4つの言語が公用語として認められているスイス。
地域ごとに言語や生活様式が変われば、"もてる"タイプの女性像も変わってきます。
私の住むチューリヒは、地理的にドイツがご近所。
チューリヒに住むスイス人の気質や文化は、イタリア語圏やフランス語圏に比べると、
ドイツに近いものがあります。
ドイツで人気がある女性のタイプは、スイスのドイツ語圏でも人気がある...といった具合です。
という訳で、ドイツ語圏にはドイツ語圏の、フランス語圏にはフランス語圏の...と言った様に、
各言語圏ごとに特色があるため、スイスの国内全体で共通の黄金女性像はないようです。
スイス一の美女を決める大会、「ミス・スイス」のHPで候補者の女性の面々を見ると、
色白で金髪といったドイツ語圏でもてる(?)タイプの女性から、
日に焼けた肌が健康的なイタリア語圏出身と思われる女性、
はたまた様々な人種の人々が暮らす、国際色豊かなスイスを象徴する黒人の女性と、様々な容姿の女性がズラリ。
優勝者は毎年、各言語圏から不公平にならぬよう、バランスよく選ばれているようです。
確かに、毎年例えばイタリア語圏からばかりミス・スイスが選ばれていたら、
スイス国内での「美」に対する価値観が偏ることになってしまいます。
2009年のミス・スイスは、ドイツ語圏出身のLinda Fäh(リンダ・ファー)さんでした。
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