チューリヒ 春の到来を祝う祭り ｢セクセロイテン｣
チューリヒ伝統のお祭り｢セクセロイテン｣。
明日4月18日(月)15時から、伝統のコスチュームを身にまとった約4000人の人々が、
チューリヒ市内をパレードをします。
かつて時計の変わりに鐘の音が人々に時を告げていた頃、
夏季の労働時間の終わりが6時だったことから、
春の到来を祝う祭りとして始まったのがこの「Sechseläuten(セクセロイテン)」です。
Sechsは、ドイツ語で数字の6を、Läutenは鐘の音を意味します。
チューリヒドイツ語では、「Sächsilüüte」サクスィルーテと発音されます。
明日行われるパレードの最終目的地は、チューリヒ中央駅から程近い「セクセロイテン広場」。
ここで、6時の鐘の音を合図に、藁でつくった高さ13ｍの大きな雪だるま 「Böögg」を燃やす儀式が行われます。
夏でも天気の崩れやすいスイス。
藁で出来たBööggを燃やし始めてから爆発するまでに何分かかるかで、
その年の夏の天気が良くなるのか、悪くなるのかが決まるとされています。
爆発までの時間が短ければ短いほど、お天気に恵まれる夏になる...！という事です。
スイス国内の大手スーパー「Migros」で見つけた、かわいらしいBööggケーキ。
お祭りムードをささやかに盛り上げています。
セクセロイテンのHPはこちら(ドイツ語)
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