チューリヒのリサイクル熱
先日お伝えした3年に一度のチューリヒ祭りで、感心したことがあります。
それは…祭りの最中に発揮されていた、チューリヒの人々の体に根付いた「リサイクル魂」です。
コンサートの後に…
歌った後に…(これはスイス式カラオケ。DJがステージの上で曲を選んだり音量を調節したりします)
踊った後に…
飲みたくなるのは、やっぱりビール!
冷たいビールで喉を鳴らし、「くぅ〜!」と良い声があちらこちらから聞こえていました。
祭りの開放感で、ついついポイ捨て…なんてこともありそうですが、
ビールを買うともらえる2フラン(日本円で約160円)のデポジットコインが、
人々のリサイクル魂にメラメラと火をつけていました。
飲み終わったビールの空き缶と、ビール購入時にもらったデポジットコインを持っていくと、
お店で2フランを現金でもらえるという仕組み。このシステムで、ポイ捨てが軽減されました。
チューリヒでは、普段の生活の中で空き缶や空き瓶のリサイクルだけでなく、
不要になった洋服や靴、電化製品をリサイクル出来るシステムがきちんと整っています。
そんなチューリヒのリサイクル熱が、チューリヒ祭りでもしっかり活かされていて、嬉しくなった私です。
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