スイスに暮らす日本人 第1回【現役大学生 佐藤大貴さん】
今月から不定期で「スイスに暮らす日本人」シリーズをお届けします。
スイスで活躍されている日本人の方にスポットを当て、
スイス生活のご様子、スイスの見所などについてお聞きします。
記念すべき第1回目は、チューリヒ大学 医学部3年生の佐藤大貴さんです。
ご両親のお仕事の関係で、スイスで生まれ育った佐藤さん。
英語で授業が行われるインターナショナルスクールに通われた後、スイスの学校に転校し
現在はチューリヒ大学で医学を学ばれています。
転校したばかりの頃は色々なことに馴染めず苦労されたそうですが、
次第に言葉や文化の壁を乗り越え、自分らしく過ごせるようになったそうです。
スイス人のメンタリティーについてお聞きしました。
佐藤さん：「自主性、対等性を重んじる国民性です。
自分の考えや価値観をしっかりと持つことを大切にしていますが、それを相手に強要しない所が好きです。
スイス人と友情を築くのは難しいと思われがちですが、それは相手との距離を慎重に縮める性格だから。
外国人に対して排他的な訳ではありません。」
日本の文化と、スイスの文化。
双方の文化を知る佐藤さんだからこそ得られたご自分の価値観を、とても大切にされている印象を受けました。
佐藤さんが講義を受ける教室。
チューリヒ州立大学生の情報源。
耳寄りな情報や、イベントのお知らせ等はこちらでゲットされるんだとか。
こちらは学生のための自習スペース。
天井が高く、開放感があります。
チューリヒには、建築や音楽などを学びに日本から留学される方が多くいます。
これからスイスに来られる同世代の日本人留学生の皆さんに、メッセージをいただきました。
佐藤さん：「スイスは日本に比べ驚くほど物価が高いので、学生は気軽に外食することが出来ません。
スイスでの新生活では必ず日本食が恋しくなると思うので、
自炊用の調味料やお米を持参されることを強くオススメします！」
佐藤さん、ありがとうございました！
「スイスに暮らす日本人 シリーズ」第1回、いかがでしたでしょうか？
今後、様々な分野で活躍する日本人の方々にインタビューをしていきたいと思います。
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