オーディション番組「The voice of Switzerland」優勝は17歳の女の子!
歌手を目指す人々のためのオーディション番組「The Voice of Switzerland」。
スイス全国から多くの人々が番組に応募し、審査を通った40人が熱いバトルを繰り広げました。
この番組の発祥の地はオランダ。
実はヨーロッパやアメリカ等でお馴染みの様々な番組は、
オランダのTV局が制作したのがきっかけで世界的に広がったものが多いです。
先日決勝戦が行われた「The Voice of Switzerland」では、視聴者による生放送中のTV投票が行われました。
見事グランプリに輝いたのは、17歳の女の子「Tiziana Gulino」さん。
透明感のある歌声と、キュートなルックスで人気を集めました。
番組ではスイス人有名アーティストが審査員として参加し、
初回には「ブラインド オーディション」が行われます。
歌声のみで候補者の才能を見極め、審査員がボタンを押すとイスがくるりと回転し、
初めて候補者の姿が見られるというシステム。
その後審査員と共に候補者はボイストレーニングを重ね、
オーディション番組が用意した様々な難関をくぐり抜けて行きます。
見所は、候補者同士がリングに見立てたステージ上で同じ曲を一緒に歌う「バトル」。
優勝したTizianaさんは、男性候補者と共にバトルを繰り広げました。
我が家ではイギリスのTV番組も見る事が出来るのですが、
イギリス版の同じ番組「The Voice of UK」を見ているとスイスとの文化の違いに驚かされます。
イギリス版では、初回から候補者達はドレスアップし自分をプロデュースすることを心がけているように見えます。
女性は必ずと言っていいほどハイヒール & お化粧バッチリの姿で登場します。
スイス版では、ほとんどの女性がスニーカーに普段着。
自分が何者かを見た目で表現するより、中身や歌唱力で勝負だ!というスイス人と、
セルフプロデュースに長けていてファッションやパフォーマンスも歌手として大切な事だと捉えるイギリス人。
番組内の「バトル」では、イギリス版は本当に「戦っている」感じが伝わりますが、
スイス版では共に「協力し合う」感じが滲み出ています。
昨日のお伝えした「FC Zürich」優勝時の様子と言い、オーディション番組と言い、
スイスらしさがとても出ていて面白いなぁと、私はTVの前でまたまた感心したのでした。
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