黒石市の松の湯交流館で食べる本格カレー!
黒石市と言えば、青森県の中でも8月はほとんどお祭りをしているような、県内屈指のお祭り好きな街。
一番盛り上がるのは、8月中旬に開催される「黒石よされ祭」です。
(黒石よされ祭に関する記事はこちら!)
よされ祭が開催される「中町こみせ通り」は、なんと江戸時代前期からつづくアーケード状の通路。まとまった形で残されているのは、全国的にも類例がないと言われています。
そんなこみせ通りの中に、昔からある銭湯だった建物を改修してできたお屋敷があります。
「松の湯交流館」と呼ばれるその建物の隣(というか建物?)には、とても立派な松の樹が館に沿うようにして立っています。
建物の中には、昔銭湯だった面影を残すようにして、浴室と番台が保存され、活用されています。
まるで、体験できる郷土館に来たかのよう!
入ってみました笑
これが番台・・・!初見です。
昔の人たちの営みが、ここで生き返るかのようです。
これまで何千人という人がここに癒されに来たのだと思うと、ちょっとしたロマンですね。
さて、建物をさらに奥に進むと、市民の方々が自由に過ごすことのできる畳のお部屋があります。
そのさらに奥に、お目当てのカレー屋さんがあるのです。
建物に合ったシンプルな暖簾がかかっています。
歴史ある蔵を改装したようで、真っ白な門。重厚感漂ってます。
「十文字カフェ」という名のそのお店は、2015年の秋にオープンした本場マレーシア料理のカフェ。店主さんは中華系マレーシア人の方で、青森県内では珍しい本格マレーシア料理がいただけるお店です。
お店のなかはこんな感じ。ちょっとアジアンな雰囲気。でも建物は日本・・・。
ココナッツチキンスープカレーのセットを頼んでみました。
スパイスが効いていて、具だくさんです!肉はほろほろ、フォークを刺すと簡単にほぐれて、とってもやわらかかったです。セットの中にデザートとドリンクまでついていて、ボリュームたっぷり。スープカレーは実は北海道でしか食べたことがなかったのですが、とても気に入りました。違うメニューも気になる...!
カフェに訪れていた他のお客様は、注文をカフェでして、交流館の方で食べます~と言って出ていきました。どうやら松の湯交流館の中なら、店員さんがお料理を運んでくれるようです。
昔ながらの建物にいるはずなのに、異国情緒漂う不思議なカフェ。
居心地がよかったので、また遊びに行きたいと思います。
帰り道、黒石市で有名な「リスボン菓子店」に寄ってみました。
昔ながらの地元で愛されるお菓子屋さんだそうで、店内に入ると甘い香りに包まれました。
ここで有名なのはたくさんの種類から選べる「クレープ」なのだそうで、しかも安い!値段を見てびっくりです。
こんなに種類がたくさん!!
カウンターで注文すると、その場でクレープを焼いてくれます。
お店の中には、クレープのほかにもたくさんのお菓子が並び、ワッフルやケーキなどの洋菓子のほかに、なんと「うんぺい」もありました!
しかもうんぺいまでもがファンシー。これは子どもも喜びますよね。
出来あがったクレープは、ちょっとしたイートインスペースがあるのでその場で食べることができます。
焼きたてのクレープは何層にも折りたたまれ、たっぷりのクリームが甘さを引き立てます。
ホッとするようなクレープと、アットホームなこのお店のすっかりとりこになってしまいました。
期間限定の味もあるようなので、要チェックです!
今回黒石市で出会ったカレーとお菓子屋さん。
黒石市には、まだまだ知らないお店もたくさんありあそうです。
お祭りのついでに、みなさんも食べ歩きいかがですか?(^^)
info
十文字カフェ
青森県黒石市中町33
11:00~16:00
定休日 月曜
TEL:0172-55-6782
info
リスボン菓子店
青森県黒石市ぐみの木2-56
9:00~19:00
不定休
TEL:0172-53-0644
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