ベルリン中央駅周辺での宿泊について
相変わらず新空港のオープンは目途が立たないベルリンですが、中央駅周辺は2016年に新しいトラム(M5,M8,M10番線)の停留所も開通して、だいぶ便利になってきました。
それに伴い、3年半前にこのブログ内で「ベルリン中央駅周辺に宿泊するのはおすすめできません」と書いた『ベルリンで、宿泊するならどのエリアを「避ける」のがいい?』(2013年5月28日) 記事の内容について、状況が変わってきたので現在の状況をお知らせしますね。
まず、2013年に比べて駅前のホテルの数が増えました。2017年1月現在は中央駅の出口から300m以内の距離に、6軒のホテルがあります。駅から近い順に、マイニンガー ホテル、シュタイゲンベルガー ホテル アム カンズラアムト、インターシティホテル、モーテル ワン、イビス ベルリン、ホテルアマノグランドセントラル があります。
駅からホテルが近い、というのはホテル選びで大切なポイントのひとつだと思いますが、その点は上記の6軒ならどこも合格です。あとは好みや予算で選べばOKですので、リンク先のレビューをご参考に。
そして、中央駅周辺はまだまだ建設ラッシュが続いていますが、とりあえずは駅前(北口・Europaplatz オイローパ・プラッツ側)からトラムに乗れるようになったことで、旧東ベルリン側のミッテやプレンツラウアーベルクエリアにアクセスしやすくなったのは大きなメリットです。
↑駅の北側出口(Europaplatz オイローパ・プラッツ)に出るとこんな風景。まだまだ工事中の建物が多いですが...。真ん中がトラム停留所。
中央駅周辺に泊まるその他のメリットは、以下です。
・テーゲル空港からのアクセスがいい。バス1本で(TXL)15~20分ほどで着く
・駅の中のショップが充実。日曜・祝日も営業している店が多いし、スーパーやドラッグストア、薬局があり必要なものはここで一通り揃う。
・DB(ドイツ鉄道)を利用する予定なら間違いなく便利。日帰りでドレスデンやハンブルクなども行きやすい。
・駅および周辺の治安は悪くない。駅自体はまだ新しくきれいだし、常時警察も巡回している。周辺が繁華街ではないので、変な人が集まったりしていない。
デメリットとしては、駅内と周辺ホテルの中以外は、徒歩圏内ではレストランやカフェがないに等しく、歩いても特に面白みのないエリアだということです。Sバーンに乗れば数分で繁華街である Friedrichstr.や Hackeschermarkt駅へ行けますので、フットワークの軽い人なら気にならないとは思いますが。
というわけで、年々進化しているベルリン。人気のエリアも短いスパンで移動していますが、中央駅周辺はまだまだこれから発展していきます。とりあえず、観光で数日だけ宿泊するのなら中央駅周辺でも(私の個人的な感覚で)OKになってきましたので、参考になれば幸いです!
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