フォンデューも楽しめるチーズとチョリソの店*EPOCA de QUESOS
ブエノスアイレス近郊(南に350km)、タンディル(Tandil)の旅。
冬にはめちゃくちゃ気温が下がるこの街は、
チーズやチョリソ、サラミなどが美味しいと評判です。
ブエノスアイレスのスーパーなどでも、
タンディル産のチョリソが幅をきかせています。
数あるチーズ・チョリソ屋さんの中で、
誰もが口を揃えて美味しいと太鼓判を押すのが
今回ご紹介する〈EPOCA de QUESOS〉です。
直訳すると、”チーズの時代”という意味なのですが、
この店の建物は、1800年代中頃からの歴史を持っています。
1860-1920 宿場
1920-1970 食料品・日用雑貨店
1970-1990 廃屋
1990- EPOCA de QUESOS
薄暗い店内には、チーズやチョリソがズラリと並んでいます。
「最も熟成の進んだチーズ」などと希望を言えば、店員さんが試食させてくれます。
たくさんのチーズの中から、自分好みのチーズを選ぶのがまた楽しい♪
チーズもチョリソも量り売りです。
ワインや地ビールの試飲もさせてくれるので、グラス片手に
ピカーダ(picada/チーズやチョリソ、サラミ等のおつまみセット)を食べているような・・・
そんなほろ酔い気分のお客さんもいます。
私たちは、チーズを3種類、チョリソ・エスパニョール、
サラミ、ボンディオラ(bondiola/豚肩ロースのハム)などを買いました。
そうそう。スペインでチョリソと言うと、まさにあのチョリソのことですが、
アルゼンチンでチョリソと言うと、焼いて食べる腸詰め(ソーセージ)のことを意味します。
だから、スペイン風のチョリソのことを表す時は、
「チョリソ・エスパニョール(chorizo español)」と言わなければなりません。
▲(左)チョリソ・エスパニョール,(中・右)チョリソ
さて。このチーズ屋さんにはバルもあって、
この店で売っているチーズやチョリソ・エスパニョールなどを
チーズフォンデューでいただくことが出来ます。
また、タンディルは地ビールを作っている街でもあるのですが、
この店にもオリジナルの地ビールがあるので、バルで飲んでみることにしました。
古い建物を改築を繰り返しながら使っているので、
建物の中はとってもレトロな雰囲気が漂っています。
早速、2種類の地ビールをオーダー。
ドラーダ(dorada/金色)は、信州の地ビール”よなよな”にそっくり。
ネグラ(negra/黒)は、
ギネスより味は若干薄いけど、グラスに注ぐ時にはドロリとしています。
甘めなので、女性が好む味かもしれません。
チーズフォンデュー、旨すぎですッ!
あまりに美味しいので、二人とも会話するのも忘れて一気に食べてしまいました。
我が家でもときどきチーズフォンデューを用意するのだけど、
こういうコクのある味が出ないのよねー。
外は寒いけど、店の中は暖炉の火で暖か。だからついつい、長居してしまいます。
次回も、タンディルへの小旅行をレポート。奇跡の石との遭遇です。
【EPOCA de QUESOS】 http://www.epocadequesos.com/
タンディルの住所*14 de Julio と San Martín の角
実は、首都ブエノスアイレスからほど近いティグレにも店舗あり。
タンディルまで足を伸ばせない方は、こちらの店舗にどうぞ!
肉類は日本への持ち込みが禁止されています。詳細は税関HPで。
ティグレの住所*Puerto de Frutosの中(コチラの過去記事で紹介した場所です)
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