オランダで最も古く可愛い街~マーストリヒト~

公開日 : 2017年02月27日
最終更新 :
筆者 : Momo

オランダの南にある、リンブルフ州にあるマーストリヒト(Maastricht)は、オランダに来たら是非訪れてほしいおすすめの場所です。マーストリヒトは、オランダで最も古い街であり、市内を歩くと中世の面影を感じる、歴史的な建造物が数多く残っているのを目にすることができます。

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マーストリヒトは、ドイツとベルギーの国境からも近いこともあり、オランダでありながらオランダとは少し異なる雰囲気があり、独特の建物や街並みがここを訪れる人達を楽しませてくれる魅力のひとつだと思います。また、オランダの食文化は寂しすぎる!と感じる方もいると思いますが、ここマーストリヒトはオランダでありながらオランダ、ベルギー、ドイツと多様な食文化が交わり確立された、別の食文化が味わえます。

アイントホーフェン(Eindhoven)からは、電車で1時間程度です。アムステルダムからは、2時間40分ですので、日帰りも可能ですがもし時間があるのなら、是非マーストリヒトに1泊してほしい可愛い街です。では、マーストリヒトでおすすめの観光名所を紹介していきます。

マルクト広場(De Markt)

マルクト広場は、大きな広場でここにはたくさんのデパートやお店、カフェなどがあり現地の人から、観光客まで必ず訪れる場所です。そんな中、いろんなお店を覗いてみるのもいいですが、おすすめは水曜日と金曜日に開催される青空マーケットです!現地の人の胃袋である食料品や野菜、チーズに加え、服、生地、アンティーク小物、花屋等多くのお店が立ちならぶので、是非現地の人に交じってお買い物を楽しんでみて下さい。

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写真は、新鮮な苺が並んでいるものです。季節のフルーツや、パンとチーズ、そしてお花を買い、滞在先のホテルでゆっくりと食事をするのも楽しいと思います。

聖セルファース教会(Basilica of St. Servatius)

マーストリヒトの市街地中心にある、フライトホフ広場に建つ11~15世紀にかけて建設された教会です。この広場には、2つの教会があり広場から見て、右にあるのが聖セルファース教会であり、左にあるのが聖ヤンス教会です。天に伸びるような、ツインタワーがマーストリヒトのシンボル的存在です。教会内には、宝物殿がありとても広く、天井や壁の装飾など見る価値ありのおすすめの場所です。

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この教会がある目の前の広場には、レストラン、カフェ、バーなどがたくさん立ち並んでいて、天気のいい日にはテラス席で楽しそうにお喋りをしている人達で賑わっています。また、この広場はクリスマスの時期やカーニバルの時期にはイベント会場にもなり、多くのお店や人でお祭り騒ぎになります。

聖母マリア教会(Onze-Lieve-Vrouwebasiliek)

聖母マリア教会は、11世紀に建てられたローマカトリックの教会であり、建築が素晴らしく見ごたえがあります。教会内部には、聖母マリア像のある礼拝堂に、美しい芸術品等もあり豪華です。

水車(De Bisschopsmolen)

石畳の細道沿いにある、マーストリヒトで有名なパン屋があります。このパン屋の中に入り裏側に回ると、写真の水車があります。この水車は、オランダでも最も古い水車であり今なおこの水車を利用して、小麦をひいています。そして、ひいた小麦粉を販売していたり、その小麦粉を利用してパンを作っています。ちなみにこのパン屋では、持ち帰りも、店内で食べていく事もできるので休憩がてら立ち寄ってみてはいかがですか?

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セレクシーズ・ドミニカネン(Boekhandel Dominicanen)

歴史的建造物である教会を改装してつくられた、この本屋はイギリスのガーディアン紙で「世界で最も美しい書店」に選ばれた場所でもあります。詳細は、先日紹介した「オランダの世界一美しい本屋」に書いているので、そちらを読んでみて下さいね。

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もし滞在時間にゆとりがあるようなら、ファールスという街まで足を延ばしてみてはいかがですか?この街には、ドリーランデンプント(Drielandenpunt)があります。Drielandenpuntとは、「3か国の地点」という意味であり、その名前の通りオランダ、ドイツ、ベルギーの3か国の国境地点が1カ所に集まっている珍しい場所です。3か国の国旗が建てられており、近くにある展望台からは3か国の景色を眺めることができますよ。

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